日別アーカイブ: 2020年6月23日

ふるさと納税 復帰祈願 地元を想う

いつもお世話になります。

6月の30日に泉佐野市のふるさと納税の

判決が出ます。

そこで今の現状を私の考えで

お話ししたいと思います。

1.泉佐野市が不指定(除外)

   になったことによるお店への影響について

ふるさと納税がなくなったことで

お店が危なくなるのは如何なものか?

依存するといけないことは承知しています。

ふるさと納税の除外による影響だけでなく、

年明けからは、

コロナウイルスの影響もあり、はっきり言えば、

経営としては「ダブルパンチ」を食らったような状況。

お客様の外食ニーズも減少し、予約キャンセルも

相次いでいるので、本来であれば、

コロナの状況下だからこそ、本音としては、

ふるさと納税の仕組みに甘えて、

各地へ商品をお届けしたいところ。

今になって、地元が奮闘してくれた

「ふるさと納税」の取り組みの有り難みを

事業者として実感した。

一方、私も経営者の一人として、

ふるさと納税除外とコロナのダブルパンチに

よる経営難を理由に何もせずに待ちぼうけは

お店を経営させる上ではできないので、

泉佐野市のイノベーティブな考えを見習って、

私もクラウドファンディングに挑戦したり、

これまでお店で行なっていた通販や持ち帰り

販売のあり方を一新させ、いろんな意味を込めて

「こんな時だからこそ、

家族と一緒にご自宅で美味しいご飯を食べてください」

と訴え、多くのお客様のニーズを得ることができた。

これも、ふるさと納税に一事業者として

参加させていただきながら、

泉佐野市の手法から私が学んだ、

私流の広報術でした。

2.裁判にまで発展したことについて、事業者側としての受け止め

報道やSNSの様々声を、一泉佐野市民として拝見しているが、

市の対応はなんら間違っていなく、

私も大いに賛同したいと思っている。

ましてや、ふるさと納税の制度があったからこそ、

市の事業者同士が密に繋がり、新たな商品の開発や

お互いに連携して街の活性化に対して本気で

考える機会を作っていただいた。

ただ単に市の財政難を挽回しただけでなく、

各地域の特産品や地域の魅力をもっと

自分の市単位で発信していいのでは?と初めて

疑問視をしたのが泉佐野市の実例だと思っている。

これは、成功モデルとして全国各地に発信するべき。

地元のために何度転んでも何度でも立ち上がる

この人達(阪上さん)の姿を見ていると、

「負けんな!」と率直に思う。

(例えるなら、弱い時の阪神を応援しているような気持ち)

だって、皆さんは、市の看板を背負って、

自分の顔を世間に曝け出して、

国と正々堂々と戦うことはできますか?

私は、できないかもしれないと思います。

まずは、ここまで闘っていただいた阪上さんら、

皆さんにエールを贈りたいですね。

 

 

3.泉佐野市が勝てる可能性が高いという状況であるが、復帰に向けて期待すること

(A          これは私のセリフではないが、

裁判に勝つことがゴールでなく、泉佐野市の

主張が正当なものであると国に認められ、

泉佐野市という対岸に関西空港のある世界の窓口が、

再び、地域の特産品を国に邪魔されることなく、

胸を張って主張できる世の中へイノベーション

させていくことが真のゴールだと思っている。

裁判に勝つことができたら、

再び大変なスタートの始まり。

まだまだ道のりは険しいが、

たくさんの熱い思いを持った事業者と

一緒に乗り越えていきたい。

また、ふるさと納税の制度が再開した際には、

地元の特産品である「わたりがに」をふんだんに

用いた商品作りについても積極的に市と

検討していきたいし、

だいたいの商品は見出すところまできている。

 

割烹松屋  濱田