月別アーカイブ: 2023年7月

2023年夏季休暇のお知らせ

夏季休暇のお知らせです。

いつもお世話になりありがとうございます。

今年の夏季休暇は

8月21日から24日までお休みさせて頂きます。

ご不便をおかけいたしますが
宜しくお願い致します。

尚、25日金曜日より平常通り
営業いたしますので
宜しくお願い致します。

割烹松屋

ワタリガニのオス

わたりがにもオスガニに変わってきて
いますが、まだメスガニの内子入りも
出てきています(笑)

私どものお店で使うわたりがには

10時間の漁に行って
5匹取れたら万々歳なんです。

そのくらい今はとれないんです。
ですから1日3組でしかできません。
今年の冬は1日2組でやらないと
いけない予感があります。

ですから日本で唯一

わたりがにの専門店がいかに大変か?
仕入れが大変かご想像して頂けると
思います。

仕入れしたわたりがにがすべて良いわけではないので
そこから数匹はじかれます。

蒸し蟹が通販でありますが

蒸した蟹ひとつ作るのにも最低3匹は
蒸さないと、そこから一匹選ぶのが
やっとです。

そこが専門店だけに・・・・・
むずかしいですね。

先日いつもご贔屓にして頂いてる
お客様が、
「いつまでわたりがに食べれるんやろ!
死ぬまで続けてや!」と言われ
ありがたいお話だと
テンションが上がりました。

頑張って参ります。

ご予約はお早めにお願いします。

いつもお世話になっております。
ようやくお造りに使うオスガニが
良い感じになってまいりました。

お問い合わせをたくさん頂きますが
只今一日3組で営業しております。
特に雨や天候の影響がありますので

ご予約頂ける方は
早めにお日にちだけ決めて頂いて
ご予約下さいませ。

スムーズにご来店頂けると
存じます。

割烹松屋  濱田
/////////////////////////////////////
072ー462-3740
ka2matuya@wish.ocn.ne.jp

毎週月曜日 第一第三火曜日
定休日でございます。

/////////////////////////////////////

ラヴィットに出演 裏側のお話1 感謝

https://www.tbs.co.jp/loveit/

7月5日にTBSラヴィットという
朝の番組に出させて頂きました。

出演依頼があったときは
活きたわたりがにを
東京でご用意することは
出来ないし、
その上、死んでしまうと
料理ができないので
リスクが多いのでと
お断りしていたのです。
しかしスタッフの方が熱心に
色々と考えて頂き前向きに
考えさせて頂きました。

水曜日は築地も豊洲も休業日です。
不可能です。

それで「蒸したもの」か
「焼いたもの」を
通販のようにして送って
スタジオで振舞うという感じか
可能性がないという事で
一旦、塩焼きで話は、
まとまったんですが
それでは、美味しさが伝わらいという
ラヴィットさんの上の方意見もあり
お話を何回もさせて頂き
今回のお話はどう考えても無理がある
番組の方の熱意は伝わるのですが
この厄介な蟹を生きた状態で
スタジオで捌くのはどうか?
最終的には、この話は
無くなるんではないかと内心
思っていました。

スタッフの方とあきらめ感が
出てきたときに
一本の電話があり
「なんとか蟹を集めます。
明日ご連絡します。」とのこと。

私たちも色々なところに連絡をし
わたりがにの関係者の方にはお力に
なって頂きました。
いつも勝手なお願いばかりで
なのにも関わらず真摯に
対応して頂き感謝しています。
でも、7月5日の朝にわたりがには
自分たちでは用意することは
無理でした。
前日の真夜中に車で持っていくことも
考えましたが、
何かあってはいけないので
その意見は却下しました。

番組スタッフの方や
自分たちの熱い想いが通じたのか
2日後に電話が入りました。
「ワタリガニを築地でご用意できます。」
めちゃくちゃ嬉しかったです。
それも8匹もご用意して頂ける
事になりました。
奇跡です。本当に奇跡です。

かにの大きさや、オスなのかメスなのか
どういう状態で保管しているのか?
心配事も増えてきましたが
ありがたかったです。

しかしその日は水曜日で市場も休み
でしたが、朝6時までに来てくれるなら
そこで渡しますという事で
話がまとまりました。
それはうれしかったですね。
感動しました。
担当のスタッフの方も、
「これでお造りができますね」と
電話の向こうで喜んでおられました。

そんな奇跡的なことがあるんやと
感激しながら
スタジオに行く日まで
蟹が生きてるのか?
またそこから心配になりましたが
元気なスタッフさんの声を聴いて
ひとまずは安心いたしました。

つづく

わたりがにのこれから。夏のオスガニ。


いつもお世話になっております。
割烹松屋の濱田です。

7月になりました。
わたりがにもこれからは
メスからオスへ移行する時期です。

先日は東京からお越し頂いた
お客様は次の日パリいかれるそうで
「3年ぶりに行ってきます。」と
奥さまと楽しそうにお話されていました。
宝楽焼コースをお選びいただき
オスとメスを一匹づつご用意させて
頂きました。
今の時期しか雄雌の美味しい蟹を
食べれる時期だとお伝えすると
大変喜んで頂きました。

皆様には喜んで頂いていますが
近年のわたりがにの入荷
仕入れ状況は厳しく
本当に色々な方に尽力いただいて
商売ができています。
いつも感謝しています。

一番の悩みは
まずは蟹の高騰です。
約2倍の高さになりました。
商売としてはなかなか成り立ちません。

わたりがにはあまり知られている
かにではないですし
コアなお客様が多いのですが
美味しさは、抜群だと思います。

あと何年出来るかわからないですが
食での風習や食文化、食べ方や
わたりがににまつわるお話など
継承していきたいと強く思っています。

わたりがにファンのお客様
夏の身がびっちりのオスガニの旬も
あともう少しです。
また足をお運びくださいませ。

お待ちしております。

割烹松屋  濱田