月別アーカイブ: 2020年9月

全国から上質なワタリガニを仕入れも視野に。

 

皆さんお元気ですか?

朝夕は大変涼しくなりました。

わたりがにの

全国から上質なワタリガニを仕入れも視野に

入れないといけなくなってきました。

今でも9割は大阪湾産です。

泉佐野漁港と尾崎漁港から仕入れさせて

頂いています。

この10年以上前からワタリガニは減少しています。

いついなくなるか分かりませんので大変です。

私たちは自分で育てているわけでもないし

自分たちで船で漁に行くわけではありませんので

風や雨が降ると漁に行けません。

ここ最近のように台風などが来ますと

大変です。

2年前の大阪直撃の台風の時は

200匹の蟹が死んでしまいました。

わたりがには生きていることが

最も重要ですので苦労します。

毎日水槽にいる蟹の中から2割は死んでしまいます。

天気の良いかにが捕れた時にたくさん買っても

毎日2割ほど死んでしまうので

仕入れには大変気を使います。

仕入れだけで病気になりそうです。

お客様の予約は入っているのに

当日の朝、かにがない時も頻繁にあります。

なかったらどうしよう?不安でいっぱいです。

夜寝れないくらい心配です。

祈るような気持ちです。

全国のわたりがにの産地を

数年前から探し、出向いては

うちで使えるかどうか?

上質なワタリガニを仕入れさせて頂けるか

試行錯誤しています。

私が気に入ってる上質なワタリガニの産地は

愛媛県、山口県では大阪湾産に引けを取らない

わたりがにがいます。

富山の新湊にも「越のわたりがに」という

ブランドのついたワタリガニも

大変上質な蟹です。

これから先はその時の旬の一番上質な蟹がいる

産地から取り寄せて美味しく食べて頂きます。

産地の関係者の方とは数年交流させて頂き

大変良くして頂いています。

いつまでも上質なワタリガニが

とれますように祈るばかりです。

 

割烹松屋  濱田

GO TO EAT キャンペーンについて

いつもお世話になりありがとうございます。

皆様もご存じだと思いますが

GO TO EAT キャンペーンについての

お問い合わせが思った以上に沢山

ありました。

多くの方が関心があるのだと再認識

させて頂きました。

 

さて、8月25日(火曜日)に、オンライン飲食予約事業者、

食事券発行事業者が決定されましたが、参加飲食店の

登録はまだ開始しておりません。


今後、登録飲食店に守っていただく感染症対策について、

新型コロナウイルス感染症対策分科会の意見を聴き、

その後に飲食店の登録開始時期を決めることとしています。


本キャンペーンに参加を希望される飲食店の皆さまは、

公募によって決定した事業者に登録し、

ご参加いただくことになりますが、

開始時期が決定するまでしばらくお待ちください。

農林水産省HPより参照

 

『農林水産省』の報告を考慮して考えますと

まだまだ先になるようです。

期間は来年3月までとありますので

年末位になるように思います。

また新しい情報が入り次第

ご報告させて頂きます。

割烹松屋  濱田

2020年8月にお越し頂いたお客様との出会い。

<8月にお越しいただいたお客様との出会い>

8月に入り、お盆に差し掛かりましたが、みなさん今年は帰省も控え気味のようで、
ご自宅でご家族と共に松屋の料理を召し上がっていただくケースが多く、
お持ち帰りの注文が私の予想を遥かに超えまして、
一時的にたくさん仕入れていたかにが足らなくなる事態に陥りました。。
魚屋さんのおかげでなんとか持ち堪えました。ありがとうございます(泣)また、お持ち帰りのお客様以外に、店内でのお食事でもたくさんの方々が見えられました。
漁師さん、料理旅館を経営されておられる方、料理屋さん、お医者さんなど、
様々な職種にお勤めの方にオスガニを召し上がっていただきました。
みなさん期待通り、カニのうまさに唸っていただきました!
そんなお客様方から、胸が熱くなるコメントを頂きましたので、ご共有いたします。

こちらは同業の料理屋さんのご主人です。
「わたりがにの大きいサイズは希少価値が高いと聞いたが、
こんなに安定的に仕入れができている点に驚きました。
また、大将さんは、よくこんなディープな食材に目をつけましたね。
そりゃ、こんな管理が面倒臭い食材、他店では極めないはずだ。
今日は、美味しいわたりがにを食べに泉佐野へ行ってくると周りに伝えたら、羨ましがられましたよ」。
ありがたいお声です。

次は、お医者さんのお客様です。
「懇意にしている先生から、わたりがに専門店があると聞いて伺いました。
大将の日々のご苦労話を聞いて、ますますわたりがにに興味を持ちました。
こんなに美味しさ・空間に徹底しているなら、
もっと値段を上げてもいいのでは?赤字でもいいんですか?」とお声をいただきました。
みなさん、嬉しいコメントで、スタッフにも共有したところ、喜んでもらいました。

また、みなさんに最近よく言われるのが、
「泉佐野ってもっと田舎と思ってたけど、いっぱいホテルもあるし、なんなら空港もある街なんですね」
というもの。
まだまだ知られていない街なのですね。

また、中には、
「市内からも1時間で来れるので、近く感じました。日本海や伊勢に行くより近いので、
コロナの状況下でのプチ旅行にいいですね」というお客様もいらっしゃいました。
そう思うと、1時間程度かけて来てくださるお客様向けのプランも
色々考えて行かねばと考えさせられますね。

これからも本物の味をわかる方に、
わたりがにの魅力をコツコツと発信していくべく、
スタッフと共におもてなしの心を極めてまいりたいと改めて感じました。