月別アーカイブ: 2018年7月

わたりがにと鱧のコラボ料理。

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わたりがに料理 割烹松屋

『ワクワク通信』58号   2018/07/

 

いつもお世話になり感謝申し上げます。

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平素は大変お世話になりまして
ありがとうございます。
こころより感謝申し上げます。

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7月16日は営業いたします。
17日18日は休業させて頂きます。
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すっかり夏本番になりました。
いかがお過ごしですか?

お中元用にわたりがにや水茄子の
商品を購入して頂いたお客様には
誠にありがとうございます。

わたりがにがメスからオスに変わりました。
人気の水茄子もお盆までとなりました。

◎はもすき鍋に欠かせない
食材は・・・「玉ねぎ」なんです。
もともと泉佐野市は玉ねぎの
生産日本一でして、今では淡路島の
イメージがあると思いますが
泉佐野市の玉ねぎ農家さんが
淡路島の方に造り方を
伝授されたんですよ!!

もともと鱧すきなべは、漁師さんの
まかない料理でした。
鱧は大阪湾でもたくさん取れ
ほとんどが「蒲鉾」の原料になり
あまり人気のない食材でしたが
骨切をして食べると食べやすいことから
家庭でも魚屋さんから
湯引き、照り焼き、 鱧すき鍋など
食べられるようになったそうです。
ですから、鱧すき鍋は
泉佐野市の郷土料理なんですよ!!

そう水茄子の浅漬けと一緒に
贅沢ですね。

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◎ わたりがにと鱧のコラボ企画

鱧すき鍋+かに塩焼き 15,000円

わたりがにと鱧の会席 20,000円

とても人気がありこの時期だけの
限定企画ですので
体調がすぐれない時期に
美味しい旬のものを食べて
元気になってくださいませ。

お会いできること楽しみに
お待ちしております。

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わたりがにや鱧、水茄子の通販
商品がたくさんありますので
季節の旬の美味しいものを
お送りされてはどうでしょうか?

いつも同じものも飽きられますし
何か喜んでいただけるもの
お任せくださいませ。

割烹松屋の通販のページを見て
いい商品をお選びください。

割烹松屋 通販サイト
http://kappo-matsuya.shop-pro.jp/

 

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編集語記「「「「「「「「「「「「「
大変暑い日が続きますが
皆様くれぐれもお身体気を付けて下さい。
熱中症の方が多いそうです。
クーラーをつけて、水はすこしづつ
飲んでください。
なかなか忘れがちになりますが
お気をつけください。
お気持ちだけは
さ・わ・や・か・に !!

割烹松屋  濱田

 

わたりがにの旬はいつ。

「ワタリガニの旬はいつ」

 

ワタリガニの旬はいつとお客様に良く尋ねられます。

 

ワタリガニは大きく分けると、

オスの旬とメスの旬があります。

メスがにの旬は、12月から6月の初旬までで

赤い内子が美味しい時期で、とても人気があります。

毎年内子の季節を楽しみにされて

来店していただいています。

内子の味は濃厚で、焼いたり蒸したりと

色々な味が楽しめます。

冬の寒い時期が美味しいという

イメージがあると思います。

あまり知られてはいませんが、

春の4月5月のメスがにの内子が

また美味しいんです。

内子が一段と良く入り

真っ赤な内子が美味なんです。

 

オスがには、7月から10下旬までです。

オスがにはメスガニのように

内子は全く入っていません。

味噌も期待できません。

しかし身詰まりがたいへんよく、

身の甘さがメスガニの10倍あると言われています。

通のお客様や漁師の方は、

「ワタリガニの美味しさは夏のオスがにや!

本来のワタリガニの醍醐味は

オスがにの美味しさや!」と言われます。

ズワイガニやタラバガニも

すべてオスが美味しいんです。

お盆のご馳走とも言われ、

子供の頃はよく食べたものです。

だんじり祭りも別名「がに祭り」とも

言われるほど、泉州のお祭りや

お祝いごとには食べられた地域に

根付いたなじみの深い食材でした。

 

メスがにしか食べない方や、

オスしか食べに来られないお客様

メスもオスも、旬の時期を楽しみに

して来られるお客様といろいろです。

旬の味を大切にしてほしいです。

 

割烹松屋  濱田

わたりがに標準和名は?

ワタリガニの標準和名は、ガザミといいます。

ガザミとはハサミのことで二つありますが、

一つは大きくもう一つは小さめのハサミです。

大きいほうのハサミで敵と戦い、

小さいほうのハサミはものを

食べるときに使われています。

 

第5脚が舟の櫂のようになっており、

これを使って泳ぎながらかなり

遠くまで移動することからワタリガニと

いう呼び名がつけられこの名のほうが

よく知られています。

 

また月夜に群れをなして泳ぐため「月夜ガニ」

と呼ばれたり外見の形から

「菱ガニ」とも呼ばれたりしています。

 

第2脚から第4脚までは普通のカニと

同じ脚ですが第5脚はひれのように

扁平になっていて遊泳脚となって

いてすばやく泳ぐことができます。

 

ワタリガニの甲は横長の菱形で、

甲の周りには棘がついています。

第9棘は最も長くて側方へ飛び出しています。

 

オスは青みの強い色で腹部の幅が狭く

腹蓋も狭いのに対して、メスのほうは

腹部の幅が広く腹蓋も左右に広く丸みも

あるので、オスメスの区別は容易です。

 

カニは、敵から身を守るために自ら脚を

切り落として逃げる習性があります。

これを自切といいます。

 

ワタリガニは、カニの中でも自切しやすいカニです。

また活きがいいものほど自切しますので、

輸送中は自切しないようにカニを

ゴムなどでしばっておきます。

 

割烹松屋  濱田

 

実は泉佐野の鱧も美味しいんです。

平素は大変お世話になりまして
 ありがとうございます。
こころより感謝申し上げます。

早いもので梅雨がもう終わろうとしています。
昨日も雷と豪雨で大変でしたが
日本の皆さんは大丈夫だったですか?


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◎ 鱧は梅雨の水を飲んで日に日に美味しくなる
  と言われています。
  でも実は、6月末くらいから子を離すまでが
  美味しい時期ですが、9月中ごろから10月末も
  冬眠のために餌をたくさん食べるので、
  子はないけれど脂がのって美味しくなる。
  特に真冬のはもは絶品です。

  でも夏ははもの食感が口さわりが良いので
  特に京都では欠かせない夏の風物詩に
  なったんだと思います。
 
◎ 泉佐野市の郷土料理

 関西から九州までどこでも鱧は
 よく取れていました。
 どの地域でもほとんど昔から蒲鉾の
 原料として使われてたようです。
 
 死んでも劣化しにくい魚として、
 海のない京都でも使われるように
 なりましたが、やはり捌きたても鱧は
 大変おいしいですし、味が全然違います。

 泉佐野市は昔は玉ねぎの生産日本一でした
 ので、漁師さんがまかないごはんで
 鱧と玉ねぎを味の付いた出汁で食べたのが
 きっかけだったと聞いています。
 それだけ地域と密着した食材だった
 のでしょう。

 体力の弱るこの頃、汗を流しながら
 暑い鍋を食べるのも冷えた体には
 良いので是非ご賞味ください。

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◎東京の新聞に全国うまいものの
  大阪代表として
    『割烹松屋の水茄子の割烹漬け』が
             選ばれました。


水なすびの割烹漬けも今が美味しいです。
毎年恒例の全国への宅配も始まりました。
今年もたくさんの方からたくさんのご注文
頂いています。
本物の水なすを食べてください。

私どもの仕入れる水茄子は朝掘りした
Aランクの水茄子だけを使用しています。
だから美味しいのです。
水茄子自体がおいしくなければ
糠床がいくら美味しくてもダメなんです。

割烹松屋の水茄子の割烹漬けの申し込みは

こちらをクイックしてください。↓

 
http://kappo-matsuya.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2034546&csid=0

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編集後記

水槽屋さんから朝電話があり、
来週の月曜日に最新型の水槽がようやく
完成するようです。カニが死なないように
なるんです。劇的なことです。
本当に夢みたいな話ですが周りの同業者や、
漁業関係の方は「それって詐欺だ」(笑)
「気を付けや!」と言われます。
今までの常識が非常識って
いっぱいあります。
今からワクワクウキウキです。
来週が待ち遠しいです!!
その後の経過はお知らせします。

わたりがに+はも+熟成ワイン お楽しみください。

わたりがに 鱧 熟成ワイン

これで夏を乗り切ってください。

割烹松屋では、

わたりがにと鱧のコラボ企画を

開催中です。

わたりがには、

夏のオスがにが旬になり

鱧が子を持って、

はもすき鍋が美味しくなり

それをワインで合わせる

いい感じですね。

 

この時期は、冷たい飲み物で

体が冷える頃ですが

暑い時期だからこそ

体を温めて免疫力を

付けて下さい。

ホクホクの鱧の身を

ワインで流し込む・・・

美味しいですよ。

美味しい熟成ワインが

たくさん揃えていますので

自分好みの一本のワインを

チョイスしてください。

ワインのメニューを見ているだけで

楽しくなりますよ。

是非 お目にかかれることを

楽しみにしています。

割烹松屋  濱田