日別アーカイブ: 2018年7月6日

わたりがに標準和名は?

ワタリガニの標準和名は、ガザミといいます。

ガザミとはハサミのことで二つありますが、

一つは大きくもう一つは小さめのハサミです。

大きいほうのハサミで敵と戦い、

小さいほうのハサミはものを

食べるときに使われています。

 

第5脚が舟の櫂のようになっており、

これを使って泳ぎながらかなり

遠くまで移動することからワタリガニと

いう呼び名がつけられこの名のほうが

よく知られています。

 

また月夜に群れをなして泳ぐため「月夜ガニ」

と呼ばれたり外見の形から

「菱ガニ」とも呼ばれたりしています。

 

第2脚から第4脚までは普通のカニと

同じ脚ですが第5脚はひれのように

扁平になっていて遊泳脚となって

いてすばやく泳ぐことができます。

 

ワタリガニの甲は横長の菱形で、

甲の周りには棘がついています。

第9棘は最も長くて側方へ飛び出しています。

 

オスは青みの強い色で腹部の幅が狭く

腹蓋も狭いのに対して、メスのほうは

腹部の幅が広く腹蓋も左右に広く丸みも

あるので、オスメスの区別は容易です。

 

カニは、敵から身を守るために自ら脚を

切り落として逃げる習性があります。

これを自切といいます。

 

ワタリガニは、カニの中でも自切しやすいカニです。

また活きがいいものほど自切しますので、

輸送中は自切しないようにカニを

ゴムなどでしばっておきます。

 

割烹松屋  濱田

 

実は泉佐野の鱧も美味しいんです。

平素は大変お世話になりまして
 ありがとうございます。
こころより感謝申し上げます。

早いもので梅雨がもう終わろうとしています。
昨日も雷と豪雨で大変でしたが
日本の皆さんは大丈夫だったですか?


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◎ 鱧は梅雨の水を飲んで日に日に美味しくなる
  と言われています。
  でも実は、6月末くらいから子を離すまでが
  美味しい時期ですが、9月中ごろから10月末も
  冬眠のために餌をたくさん食べるので、
  子はないけれど脂がのって美味しくなる。
  特に真冬のはもは絶品です。

  でも夏ははもの食感が口さわりが良いので
  特に京都では欠かせない夏の風物詩に
  なったんだと思います。
 
◎ 泉佐野市の郷土料理

 関西から九州までどこでも鱧は
 よく取れていました。
 どの地域でもほとんど昔から蒲鉾の
 原料として使われてたようです。
 
 死んでも劣化しにくい魚として、
 海のない京都でも使われるように
 なりましたが、やはり捌きたても鱧は
 大変おいしいですし、味が全然違います。

 泉佐野市は昔は玉ねぎの生産日本一でした
 ので、漁師さんがまかないごはんで
 鱧と玉ねぎを味の付いた出汁で食べたのが
 きっかけだったと聞いています。
 それだけ地域と密着した食材だった
 のでしょう。

 体力の弱るこの頃、汗を流しながら
 暑い鍋を食べるのも冷えた体には
 良いので是非ご賞味ください。

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◎東京の新聞に全国うまいものの
  大阪代表として
    『割烹松屋の水茄子の割烹漬け』が
             選ばれました。


水なすびの割烹漬けも今が美味しいです。
毎年恒例の全国への宅配も始まりました。
今年もたくさんの方からたくさんのご注文
頂いています。
本物の水なすを食べてください。

私どもの仕入れる水茄子は朝掘りした
Aランクの水茄子だけを使用しています。
だから美味しいのです。
水茄子自体がおいしくなければ
糠床がいくら美味しくてもダメなんです。

割烹松屋の水茄子の割烹漬けの申し込みは

こちらをクイックしてください。↓

 
http://kappo-matsuya.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2034546&csid=0

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編集後記

水槽屋さんから朝電話があり、
来週の月曜日に最新型の水槽がようやく
完成するようです。カニが死なないように
なるんです。劇的なことです。
本当に夢みたいな話ですが周りの同業者や、
漁業関係の方は「それって詐欺だ」(笑)
「気を付けや!」と言われます。
今までの常識が非常識って
いっぱいあります。
今からワクワクウキウキです。
来週が待ち遠しいです!!
その後の経過はお知らせします。