月別アーカイブ: 2019年4月

春のわたりがにはこれから最高の内子が入ります。

桜も散り、日に日に暖かくなって

きましたね。

わたりがにのメスガニも

残すところあと2カ月余りになりました。

これからゴールデンウイーク中は

1年で一番たくさん内子が入る

時期になること?

ご存知でしたか?

悪いカニは、もう内子が溶ける

時期でもあります。

わたりがに好きの方は

ご承知だと思いますが

当店で扱う上質なわたりがには

今、 1番内子が入る時期ですので

常連のお客様にはたいへん

喜んで頂いています。

希少な蟹のために

1日5組限定となっていますが

連休中はまだ少し空きが

ありますので是非ご予約して頂き

ご来店くださいませ。

わたりがにひとすじ割烹松屋

店主

 

 

わたりがに 割烹松屋 道上洋三さん。

先日道上洋三さんのラジオ番組で

ご紹介いただきました。

その内容をお知らせいたします。

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泉州の郷土料理「ワタリガニ」

2019年02月28日(木)

ワタリガニは泉佐野、泉大津を始めとする
泉州では昔から慣れ親しんでいた食材です。

泉州沖の水深30m程の砂地に形の良い
ワタリガニが生息しています。

例えば岸和田のだんじり祭は
別名「カニ祭り」といわれて
昔は祭り終わりに皆でカニを食べていました。

ところが海の環境変化もあり、
近年漁獲量は減少、
ワタリガニを食べる文化が廃れつつあります。
管理はとても難しく、1日3回、
水槽のチェック。
死んだそばから腐敗が始まるので
活きたワタリガニしか調理できない、
その中でも商品にならないものも多く、
ロスが多い食材なんです。

そんな手間もかかる食材ワタリガニを
専門にお店が泉佐野にあります。
「割烹 松屋」
おそらく日本で唯一の
「わたりがに」専門店です。
今年で創業55年になるそうです。
そんな泉州の郷土料理「わたりがに料理」の
火を灯し続けているのが、
2代目ご主人濱田憲司さん

孤軍奮闘している泉佐野・松屋さんを
伺って来ました。

1品目 つきだし
・うちこの味噌漬け
・ほぐし身のコンソメ炊き
・えびとひらめの錦糸巻 かずのこ

2品目 ワタリガニのほぐし身サラダ
・土佐酢を和えたワタリガニのほぐし身
・ストロベリートマト(食用ほおずき)
・エディブルーフラワー(食べられる花)
・アイスプラント
・ロマネスコ   ・ミニ大根
・マイクロトマト
・ズッキーニ
・レンコンチップ
・トマトムース など
・人参ドレッシングと土佐酢ジュレ

3品目 塩焼き

4品目 酒蒸し

5品目 カニの炊き込みご飯

ランチ限定コース10,800円です。
決して安くはないですが、
他のカニを食べる機会を考えると
高くない値段だと思いますし、
カニを食べた満足感は相当あります。
ぜひ一度ご賞味してみては?

お店情報
割烹 松屋
大阪府泉佐野市市場東2-312-3
072-462-3740
(天候によってワタリガニの入荷量が
変動するので事前にお電話をお願いします)
【昼】12時~14時30分
【夜】17時30分~22時
定休日 月 第3火曜日
店名 割烹 松屋
住所 大阪府泉佐野市市場東2-312-3

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色々とご紹介いただき道上さんには

大変感謝しています。

割烹松屋  濱田