月別アーカイブ: 2016年7月

謝恩企画 「創業祭」ワタリガニコース

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謝恩企画 「創業祭」ワタリガニコース

予約今週から始まりました。

謝恩企画「創業祭」ワタリガニコースです。

今回は、カニのお刺身が一貫入った。

この時期、オスのお造りは

とても重圧感があって、

濃厚で甘みがある

必ず食べていただきたい

逸品です。

この他にもほぐし身サラダ

カニの宝楽焼き、酒蒸しと

最後には絶品カニ飯がつています。

この時期だけの

謝恩企画となっていますので

ご利用いただければ

嬉しく思います。

 

割烹松屋  濱田

家族 親から子へ 伝えたい事

50周年謝恩記念会席

私どもは、泉佐野市で昭和39年、わたりがに専門店として

営業してきました。昔はとても活気のある街で、堺市に次ぐ

第2の商業都市でした。食野家という豪商がいたり、

タオル業もとても盛んなところでした。

海の幸や山の幸も豊富で、泉佐野の漁師の腕前は

全国に名を轟かせたと聞いています。

しかし今では昔の話で、なくなったり、

跡継ぎがなかったり、強敵相手ができ、

なかなか思うようにならないのが現状のようです。

 

豊かな文化とは何なんでしょうか?

自分の地域の歴史を知ったり、食文化や風習を知ったり、

地場産業を知ることがとても大切だと思います。

私達は53年間、料理屋としてこの地域でやってきましたが、

まざまざと地域の移り変わりの光と影の時代を見てきました。

料理としても、食文化や風習、その土地の郷土料理は大切なことだと考えています。

そんな中で私たちが最も大切だと考えていることがあります。

それは、家族のあり方すなわち、親と子の絆です。

 

お父さんお母さんと、最近改まってお話されたことってありますか?

ご両親が子供さんに伝えたい事、子供さんが両親から聞きたいことありませんか?

自分たちの先祖の話や、自分の「家族の物語」を知って欲しいと思います。

 

遠く離れたご両親に年に何回あっていますか?

年に2回なら、あと親が生きている間

何回会えますか?

そいうところを割烹松屋ではとても大切なことだと感じています。

面と向かってお話することは、ご両親も子供さんも

照れるのかなかなかそいう機会がないそうです。

そういうことを実現していただくために5年前から親と子の会として

いろいろな企画し実行してきました。

 

改まって美味しいものを食べながら、尋ねたいこと、

生き様などをお話して頂ければどんなに素晴らしいことでしょう。

あるお客様は、ワタリガニの食べ方を、孫さんに伝授されていました。

「こうやって食べるんや。ここが一番おいしいとこで、手で食べるんや。」と

長老の顔が誇らしげです。そんな和やかな雰囲気も大切です。

私たちはその上でなにかお役に立てることがないか考えてみました。

 

料理を通じて、発信し、空間をご用意することが地域貢献になると考えています。

そして、毎年ご家族の方が集まった時に、写真を撮り続けて送っています。

それも何年も立ち写真が貯まりますと、それぞれの肩に変化が見られ、

孫さんがこんなに大きくなったとか、5年前はこんなに若かったとか?

そしてみなさん大切に飾っていただけます。

そういう思い出と家族団欒の笑顔が大好きです。

 

地域の食材でもある渡り蟹の食文化と、

みなさんの思い出と家族団欒とが理想の家族だと思っています。

少しでも親と子の絆に貢献できればこんなに嬉しいことはありません。

そんなことを真剣にやり続けている料理屋です。

ワタリガニを食べさしたくて。

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昔懐かしい

ワタリガニを食べさしたくて。

先日関空で待ち合わせをして
ご家族で来店して頂きました。
とても気さくなご家族で
色々と旅行の話をされていました。
お帰りになられる時に
満遍の笑みでお母様が
「昔は本当によく食べました。
茹でガニだったと思います。
こんなに立派なカニではないけれど
お父さんが好きで良く近くの魚屋さんで
買ってきて、茹でるのにひと苦労してました。
あ母さんが結局茹でていましたね。(笑)
その昔懐かしいワタリガニを是非、
息子夫婦にもこの味を食べさせて
やりたかったです。
念願叶いました。
ありがとうございます。」
と喜んで頂きました。そんな食文化を
残していきたいですね。
微笑ましい時間でした。
わたりがにひとすじ 割烹松屋

割烹松屋のお客様へのこだわり11箇条

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松屋のお客様へのこだわり11箇条』

1 本物の旬の食材にこだわります。

  私たちは旬の本物の食材を使用しています。
  ワタリガニをはじめ海の幸、山の幸など
  上質な食材にこだわります。

2 絆にこだわります。

  私たちは安さや早さを売り物にしていません。
  損得感覚のお料理は作りません。
  そういうことにはきょうみがありません。
  量より質にウエイトをおいています。
  大切な方や、ご家族の団欒など
  「絆」を深めれるお手伝いをしたいと思っています。

3 日本の「和」の文化にこだわります。

  私たちは料理屋として、日本の文化や歴史を大切にしています。
  特に日本の「食文化」については、地域の風習や
  お祝い事での特徴などを大切にしていきたいと考えます。
  料理屋として「日本の和」は
  私たちが継承して伝えて残して行きたいと思います。

4 第一次産業の発展と共存にこだわります。

  私たちは第一次産業の農業、漁業を応援します。
  元気になって頂き、私たちも、地産地消
  身土不二を考えながら安心して生活ができるよう、
  少しでも協力したいと思います。
  「食」がなくなれば人間は生きていけないんです。

5 料理屋としてアフターフォローにこだわります。

  私たちはお客様とは「食」の部分で一生お付合いさせて
  頂きたいと思っています。
  食について困ったことがあれば何なりと使ってください。
  その一環としてニュースレターの配布で、食の大切さや、
  旬の食材のお知らせをお届けしています。
  個人の料理教室、ご無沙汰はがきなど少しでも
  お客さんとのつながってる感があれば幸せだと考えています。

6 お客様との会話にこだわります。

  私たちとお客様とで価値の共有をしていただきたいと思います。
  何のために食事をするのか?一緒に考えさせて頂きたいと願います。
  お客様とスタッフとの間で、旅行の話や、健康の話、日ごろの
  暮らしの中である他愛もない上質な会話をさせて頂いています。
  心と心でつながっている関係とお互いの気持ちを大切にしたいと
  考えています。「あなたと話をしている時間が楽しい」と
  いわれるようなサービスがしたいです。

7 プロの職人にこだわります。

  私たちの店で調理するのはプロの職人です。
  すべて専属で従事しています。各調理分野で、
  毎日お客さんの喜んでいただける顔を浮かべながら、
  個々が一皿に思いをもって調理し、精進しています。

8 接客スタッフの笑顔にこだわります。

  常に現場の最先端でお客様と相対する
  接客スタッフのおもてなし。毎日、満面の笑顔で
  お迎えさして頂くことをお約束いたします。

9 仕出し料理の品質にもこだわっています。

  安心安全のために、店の料理や仕出し料理にも
  品質管理を徹底しています。既製品を使用せず、
  すべて手作りで調理したものを使用しています。

10 調味料にもこだわります。

  ポン酢、造り醤油、土佐酢、梅肉、からし味噌など
  すべて手作りで食材は国産で産地にもこだわりを持っています。
  料理の要である「出汁」も利尻産の昆布と枕崎のかつお節を使用し、
  出汁を引いています。どのお料理にも使用しています。

11 サービス業の精神にこだわります。

  プロとして料理屋の前に、サービス業です。
  プロとして魂がきれいであること、
  心が澄んでいることを定義としたいと考えます。
  本質的には人を幸せにするために私達の仕事が存在していると
  思います。安心 安全快適 信頼こそがサービスだと思っています。
  お互いが心と魂を磨けば幸せになれると確信しています。

 

わたりがにひとすじ割烹松屋 割烹松屋

実は大阪産の鱧も美味しいです。

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実は大阪湾産の

鱧も美味しいです。

泉州の郷土料理「はも鍋」「鱧すき」「鱧ちり」
鱧は関西の夏の風物詩として欠かせない味。

鱧といえば京都のイメージがありますが、

泉佐野の鱧も実は格別です。

一般的には湯引きや照り焼き、

松茸との土瓶蒸しなどが有名ですが、

当店では京都では食べられない泉州地方伝統の食べ方

“鱧すき””鱧ちり”をご賞味いただけます。

鱧づくしの会席料理は絶品です。

 

割烹松屋

創業祭・・・感謝を込めて・・・

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創業祭
  ・・・感謝の気持ちを込めて・・・
この度7月27日より日頃のご愛好に
感謝致しまして夏の謝恩「創業祭コース」を
ご用意いたしました。
旬の夏ガニをこの機会に食べて頂き
ご両親やご家族でいろいろなお話のできる場に
なればこれほど嬉しいことはありません。
 
謝恩創業祭コース ・・・・・15,000円 税別
 
    ご献立
 
 夏の八寸
 わたりがに造り 一貫
 ほぐし身サラダ 土佐酢ジュレ トマトの泡
 名物 宝楽焼  カニ塩焼き
 わたりがに酒蒸
 かに飯
 フルーツ
 
 *予約制になっていますので必ずご予約お願いします。
 *期間は7月26日~9月19日まで。
 *お盆休みが8月15・16・17日になりますので
  勝手申しますがよろしくお願いたします。
 
  お客様各位            割烹松屋 主人

和食を次世代へ・・・・。

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和食を次世代へ・・・。

和食がユネスコ無形文化遺産になりました。

和食の特徴として次の4つがあります。

1 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

2 健康的な食生活を支える栄養バランス

3 自然の美しさや季節の移ろいの表現

4 正月などの年中行事との密接な関わり

 

日本は南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。

「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

 

遺産として残そうという動きが起こった時点で、和食という食文化を日本人が忘れ始めているのではないかとも考えられると思います。

食料自給率の低下、食料廃棄率が世界一、気候変動による季節間の温度差の低下、年中行事への興味の希薄化等、日本が古代から培ってきた食文化を我々現代人が捨ててしまってきているという危機感から登録に踏み切ったのではないかとも言われています。

 

「日本のワタリガニの味も伝え残していきたい。」

私も地元の大切な食材を料理のメインとして使わせて頂いています。地元の食材をせめて、子供たちには伝え食べて、味を記憶して欲しいと願います。

 

ワタリガニとは弥生時代から食されており、昔から庶民に愛されてきたカニです。元禄16年(1703年)から始り「だん約300年の歴史と伝統を誇る「岸和田だんじり祭」では、ワタリガニを祭りのご馳走として大切にされたそうです。ちなみにだんじり祭りの別名として「カニ祭り」とも言われているのにも、地域との関わりが根強いことが証明されます。

 

松屋では、和食の素材を生かした調理技法でワタリガニを

提供しています。

ワタリガニの代表的な調理法は、お造り、塩焼き

酒蒸し、かに飯などがあります。

お造りは地元で水揚げされたワタリガニを素早く調理し

氷でしめたシンプルな技法ですが、生きていないとお造りにできないので、地元ならではの新鮮さが優位になります。

塩焼きは、元々海の塩気がありますが、精査された「あらじお」を振り、焼いた香ばしさと、酷を引き出します。

酒蒸しは、蒸す前から、かにに酒を降り寝かすことで

いっそうプリプリ感がでて、カニのエキスが凝縮したスープが出来上がり、かに好きの方を唸らせます。

 

お店で地元の長老が家族の人たちにカニの美味しく上手に食べれるほぐし方を伝授されています。とても時間が緩やに過ぎる光景です。

そういう家庭団欒こそが、地域とワタリガニにまつわる出来事です。

ワタリガニの美味しさや、食べ方、ワタリガニに関するお話などを子供さんや、お孫さんに是非、教えて、伝えて、残して頂きたいとお願いいたします

そしてワタリガニの「なつかしさ」「良い思い出」

「その時代の匂い」を味と一緒に脳に焼き付けて人生を

過ごして頂ければ嬉しく思います。

日本の食文化が大切に次世代へと繋がっていくことを

心より願います。

 

この度は私の地元の食文化への思いの丈を書き綴りまして

誠にご迷惑おかけしました。少しでも賛同して頂ければ

こんなに嬉しいことはありません。

ありがとうございました。

 

割烹松屋  濱田憲司

宝塚から鏑木さん御夫婦

50周年謝恩記念会席

今日は真夏のように暑い一日ですね。

となりの高校生の野球部がとても元気です。

そんな暑い中本日は毎年宝塚からお越しいただく

鏑木さん御夫婦様がお誕生日で

来店して頂きました。

暑い時期にも関わらず

たいへんお元気で安心いたしました。

いつもありがとうございます。

いつも楽しいお話も感謝です。

割烹 松屋  濱田

 

昨日から水茄子の割烹漬けの

宅配(お中元」のご注文が集中しています。

ギフトの方にも少しお待ちしていただいています。