わたりがに料理をすること。
『ワタリガニの難しさ』
私は若いころワタリガニを扱う事に
嫌で反対だった。
食べれば大変美味しく
小さい時からなじみがあり
大好きでした。
でもワタリガニはとても「厄介」で
お客様にお出しするまでが
想像できないくらい本当に大変です。
料理は焼く、蒸す、炊くなど
美味しく食べて頂くために
進化はしていますが、
素材を生かしたシンプルな料理が
ほとんどです。
ワタリガニの専門店がないのも
わかるような気がします。
難しいところの問題点は
大きく3つあります。
1 仕入れが難しい。
2 扱いが難しく かにの管理に
とても手間が大変かかる。
3 捌くことが難かしいうえに
蟹の良し悪しを見極めが難しい。
大きくまとめればこの3つが重要とされます。
ですからお客様にお出しするまでに
いろいろな苦労と難しさがあることを
私事で恐縮ではありますが
是非、知って頂きたいと思います。
ワタリガニ料理がいつ来ても食べれる
365日いつ来ても生きたカニが食べれるのは
唯一 当店だけなんです。
最後まで目を通して頂きまして
ありがとうございます。
割烹松屋 濱田