ラヴィットに出演 裏側のお話1 感謝


https://www.tbs.co.jp/loveit/

7月5日にTBSラヴィットという
朝の番組に出させて頂きました。

出演依頼があったときは
活きたわたりがにを
東京でご用意することは
出来ないし、
その上、死んでしまうと
料理ができないので
リスクが多いのでと
お断りしていたのです。
しかしスタッフの方が熱心に
色々と考えて頂き前向きに
考えさせて頂きました。

水曜日は築地も豊洲も休業日です。
不可能です。

それで「蒸したもの」か
「焼いたもの」を
通販のようにして送って
スタジオで振舞うという感じか
可能性がないという事で
一旦、塩焼きで話は、
まとまったんですが
それでは、美味しさが伝わらいという
ラヴィットさんの上の方意見もあり
お話を何回もさせて頂き
今回のお話はどう考えても無理がある
番組の方の熱意は伝わるのですが
この厄介な蟹を生きた状態で
スタジオで捌くのはどうか?
最終的には、この話は
無くなるんではないかと内心
思っていました。

スタッフの方とあきらめ感が
出てきたときに
一本の電話があり
「なんとか蟹を集めます。
明日ご連絡します。」とのこと。

私たちも色々なところに連絡をし
わたりがにの関係者の方にはお力に
なって頂きました。
いつも勝手なお願いばかりで
なのにも関わらず真摯に
対応して頂き感謝しています。
でも、7月5日の朝にわたりがには
自分たちでは用意することは
無理でした。
前日の真夜中に車で持っていくことも
考えましたが、
何かあってはいけないので
その意見は却下しました。

番組スタッフの方や
自分たちの熱い想いが通じたのか
2日後に電話が入りました。
「ワタリガニを築地でご用意できます。」
めちゃくちゃ嬉しかったです。
それも8匹もご用意して頂ける
事になりました。
奇跡です。本当に奇跡です。

かにの大きさや、オスなのかメスなのか
どういう状態で保管しているのか?
心配事も増えてきましたが
ありがたかったです。

しかしその日は水曜日で市場も休み
でしたが、朝6時までに来てくれるなら
そこで渡しますという事で
話がまとまりました。
それはうれしかったですね。
感動しました。
担当のスタッフの方も、
「これでお造りができますね」と
電話の向こうで喜んでおられました。

そんな奇跡的なことがあるんやと
感激しながら
スタジオに行く日まで
蟹が生きてるのか?
またそこから心配になりましたが
元気なスタッフさんの声を聴いて
ひとまずは安心いたしました。

つづく