いつもワタリガニをご購入いただく
横須賀のお客様が
USJのお帰りに
お店によっていただきました。
ワタリガニのお土産
かに塩焼き
長寿蒸し
かに飯を買いによって頂きました。
お母様とご一緒に楽しい旅行になったそうです。
関空からお帰りで
「夜に食べれるのが
楽しみで、ついついここに来ると
ワタリガニの爆買いを
してしまいます。」とお母様。
お元気そうで何よりです。
ありがとうございました。
もうすぐ春になりそうですね。
おひる限定の「旬味会コース」という
ワタリガニづくしの会席があります。
最近女子会や、女性の方の会が
多く利用していただきます。
気にあった仲間同士、
美味しいもの食べに来ていただき
ゆっくりとしていただいています。
今は内子がたくさん入ったメスガニが旬です。
必ず予約してくださいね。
おお、カニの内子の塩辛とは珍しい。
珍味を頂きながら、店主おすすめの
「カニ酒」なる珍しいお酒を頂く。
琥珀色した燗酒はぽわんと蟹の香り
ほわんとカニの甘味が口に広がり、喉を喜ばせる。
お土産に、かに飯を持ち帰ることにする。
これも松屋オリジナルの自慢の一品だ。
「究極のカニ炊き込みご飯を追求、
米は、岐阜産と新潟産のコシヒカリをブレンドし、
使用しています。」
ランチタイムには、少しずつワタリガニが楽しめる
一万円の「旬味会コース」が用意されている。
松屋でしか食べられないこだわりの
美味佳肴に感激しまくりであった。
6月から10月までは、通に好まれる
メスより身の美味しさが凝縮した
オスガニが食べれるのこと。
オスガニの季節にも
ぜひ訪れたい。
パトス 2011 VOL.68より引用いたしました。
生きたワタリガニの刺身
塩焼き、酒蒸し、甲羅揚げと
どれも感動の旨さだ。
一番の人気メニューは、塩焼きだ。
塩焼きといった簡単な料理ほど旨いもんだと
知ったかぶりをすることなかれ。
ワタリガニを塩焼きにするのは
大変だったのだ。
「先代の父が店を始めた頃は
ワタリガニは湯がいたものしかありませんでした。
お客様から「湯がいて美味しいんだから
焼いても旨いんちゃう。」と言われ
焼いてみたところ、ワタリガニは殻が軟らかいため
からは真っ黒焦げで身は生焼けに。
そこで父は、電機メーカーにワタリガニのオーブンを
作ってもらい、いい焼き加減で焼くことが出来るまで
二年以上かかったそうです。」
塩焼きの香ばしい匂いに喉がごっくっと鳴る。
腹がぐうっと鳴る ああたまらない。
ああ 気取ってなんかいられない。
ぱっと手に取り、ぱくっと食いつく。
脚には身があまりなく、
胴体の部分を食べる。
無口になり、ひたすらしゃぶりつく。
心の中では、旨いなあ、旨いなあと連呼しながら
しゃぶりつく。
綺麗なオレンジ色した部分は内子だ。
これがぷりっとしていてコクと甘味があり
なんとも旨い。
「内子のあるメスのワタリガニのほうが
好きという方が多いですね。
メスは、11月下旬から産卵前の6月くらいまで
召し上がっていただけます。」