お取り寄せ

全国から上質なワタリガニを仕入れも視野に。

 

皆さんお元気ですか?

朝夕は大変涼しくなりました。

わたりがにの

全国から上質なワタリガニを仕入れも視野に

入れないといけなくなってきました。

今でも9割は大阪湾産です。

泉佐野漁港と尾崎漁港から仕入れさせて

頂いています。

この10年以上前からワタリガニは減少しています。

いついなくなるか分かりませんので大変です。

私たちは自分で育てているわけでもないし

自分たちで船で漁に行くわけではありませんので

風や雨が降ると漁に行けません。

ここ最近のように台風などが来ますと

大変です。

2年前の大阪直撃の台風の時は

200匹の蟹が死んでしまいました。

わたりがには生きていることが

最も重要ですので苦労します。

毎日水槽にいる蟹の中から2割は死んでしまいます。

天気の良いかにが捕れた時にたくさん買っても

毎日2割ほど死んでしまうので

仕入れには大変気を使います。

仕入れだけで病気になりそうです。

お客様の予約は入っているのに

当日の朝、かにがない時も頻繁にあります。

なかったらどうしよう?不安でいっぱいです。

夜寝れないくらい心配です。

祈るような気持ちです。

全国のわたりがにの産地を

数年前から探し、出向いては

うちで使えるかどうか?

上質なワタリガニを仕入れさせて頂けるか

試行錯誤しています。

私が気に入ってる上質なワタリガニの産地は

愛媛県、山口県では大阪湾産に引けを取らない

わたりがにがいます。

富山の新湊にも「越のわたりがに」という

ブランドのついたワタリガニも

大変上質な蟹です。

これから先はその時の旬の一番上質な蟹がいる

産地から取り寄せて美味しく食べて頂きます。

産地の関係者の方とは数年交流させて頂き

大変良くして頂いています。

いつまでも上質なワタリガニが

とれますように祈るばかりです。

 

割烹松屋  濱田

2020年8月にお越し頂いたお客様との出会い。

<8月にお越しいただいたお客様との出会い>

8月に入り、お盆に差し掛かりましたが、みなさん今年は帰省も控え気味のようで、
ご自宅でご家族と共に松屋の料理を召し上がっていただくケースが多く、
お持ち帰りの注文が私の予想を遥かに超えまして、
一時的にたくさん仕入れていたかにが足らなくなる事態に陥りました。。
魚屋さんのおかげでなんとか持ち堪えました。ありがとうございます(泣)また、お持ち帰りのお客様以外に、店内でのお食事でもたくさんの方々が見えられました。
漁師さん、料理旅館を経営されておられる方、料理屋さん、お医者さんなど、
様々な職種にお勤めの方にオスガニを召し上がっていただきました。
みなさん期待通り、カニのうまさに唸っていただきました!
そんなお客様方から、胸が熱くなるコメントを頂きましたので、ご共有いたします。

こちらは同業の料理屋さんのご主人です。
「わたりがにの大きいサイズは希少価値が高いと聞いたが、
こんなに安定的に仕入れができている点に驚きました。
また、大将さんは、よくこんなディープな食材に目をつけましたね。
そりゃ、こんな管理が面倒臭い食材、他店では極めないはずだ。
今日は、美味しいわたりがにを食べに泉佐野へ行ってくると周りに伝えたら、羨ましがられましたよ」。
ありがたいお声です。

次は、お医者さんのお客様です。
「懇意にしている先生から、わたりがに専門店があると聞いて伺いました。
大将の日々のご苦労話を聞いて、ますますわたりがにに興味を持ちました。
こんなに美味しさ・空間に徹底しているなら、
もっと値段を上げてもいいのでは?赤字でもいいんですか?」とお声をいただきました。
みなさん、嬉しいコメントで、スタッフにも共有したところ、喜んでもらいました。

また、みなさんに最近よく言われるのが、
「泉佐野ってもっと田舎と思ってたけど、いっぱいホテルもあるし、なんなら空港もある街なんですね」
というもの。
まだまだ知られていない街なのですね。

また、中には、
「市内からも1時間で来れるので、近く感じました。日本海や伊勢に行くより近いので、
コロナの状況下でのプチ旅行にいいですね」というお客様もいらっしゃいました。
そう思うと、1時間程度かけて来てくださるお客様向けのプランも
色々考えて行かねばと考えさせられますね。

これからも本物の味をわかる方に、
わたりがにの魅力をコツコツと発信していくべく、
スタッフと共におもてなしの心を極めてまいりたいと改めて感じました。

わたりがにクレイジーNO3 割烹松屋

みなさま、こんにちは!
梅雨も明け、カラッとした夏らしい日和になったかと思いきや、今年は尋常じゃない暑さですね。。
外出される際は、こまめに水分補給をしていただき、くれぐれも体調管理にお気をつけください。
今回の「わたりがにクレイジー」は、お盆明けの8月中旬の夏季休暇中のお店内で書いておりますが、
まだまだ猛暑日です。
さて、今月もよろしくお願いいたします。
本日のわたりがにクレイジーの献立は以下です。
◎オスガニより物申す
◎今月、松屋にお越しいただいたお客様の声
◎松屋 苦渋の決断・・・
◎旬のオスがに料理
本日もお付き合いの程、よろしくお願いします。まず、私の本文にいく前に、
今日はわたりがにの心の声を聞いてあげてください。
ゲストのオスのわたりがにさんにバトンタッチします。
どうぞよろしくお願いします!

< 今年は、わたりが踏んだり蹴ったりですねん。。>
はい、濱田さん、貴重な機会をありがとうございます。
みなさん、いつも美味しく食べていただき、ありがとうございます。
私、わたりがに(オス)です。

さてさて、海にいる私たちでさえ、
正直、コロナウイルスの感染拡大は、ここまで予測していませんでした。

おまけに、お米や卵と違って、みなさんの日常生活において
毎日必要とされている食材でもない私たちは、
今、海でしっかり栄養を取って身詰まりをよくしながら捕獲されるのを待つか、
仕入れられてお店の水槽における三密状態をなんとか凌ぐかしか、選択肢がありません。

ぶっちゃけ、この時期のわたりがに、めちゃくちゃうまいんですよ!?

さらに、コロナの影響を受けて、
今年は松屋さんのお膝元である泉州地域の秋の風物詩・岸和田だんじり祭りも中止に。
だんじり祭りは別名で「かに祭り」ともいわれ、
祭り関係者がいる各家では、祭りを見に来る来客者に対して家族らがふるまうご馳走が、
蒸した「わたりがに」でした。
でも、今年は祭りもないんです。
正直、コロナウイルスの感染拡大の前より、私たち、行き場を失ってしまいました。

しかししかし、そんな中、
日本で唯一のわたりがに専門店の濱田大将と、かにを仕入れる仲買さんが協議され、
この度、私たちを救ってくれることになったんです。

「コロナに加えて、今年は祭りもないさかい、わたりがにの消費が止まってしまうんとちがう?
ここは日本唯一のわたりがに専門店の出番として、
かに達をお客様の非日常の体験アイテムとして蘇らせるべく、
例年以上の量のかにを仕入れにいっちゃる!
コロナの影響よ、やられたらやり返す!倍返しや!」
ちょっと後半は何を言っているか、わからなかったけど、少し光が見えてきました。
ありがとう!濱田さん!

では、再び濱田さんへお戻しします!

はい、わたりがにさん、ありがとうございました。
というわけで、大量にかにを仕入れ中の松屋では、
引き続き自宅でも美味しいかにを食べていただくため、
全国へ配送するお届けサービスも引き続き実施するとともに、
感染予防対策を徹底したお店でも上質なわたりがにと共に、
スタッフが心温まるおもてなしをさせていただきます。
度々のお願いとなりますが、どうか今が旬のオスのわたりがにを救ってあげてください。


<8月にお越しいただいたお客様との出会い>
8月に入り、お盆に差し掛かりましたが、みなさん今年は帰省も控え気味のようで、
ご自宅でご家族と共に松屋の料理を召し上がっていただくケースが多く、
お持ち帰りの注文が私の予想を遥かに超えまして、
一時的にたくさん仕入れていたかにが足らなくなる事態に陥りました。。
魚屋さんのおかげでなんとか持ち堪えました。ありがとうございます(泣)また、お持ち帰りのお客様以外に、店内でのお食事でもたくさんの方々が見えられました。
漁師さん、料理旅館を経営されておられる方、料理屋さん、お医者さんなど、
様々な職種にお勤めの方にオスガニを召し上がっていただきました。
みなさん期待通り、カニのうまさに唸っていただきました!
そんなお客様方から、胸が熱くなるコメントを頂きましたので、ご共有いたします。

こちらは同業の料理屋さんのご主人です。
「わたりがにの大きいサイズは希少価値が高いと聞いたが、
こんなに安定的に仕入れができている点に驚きました。
また、大将さんは、よくこんなディープな食材に目をつけましたね。
そりゃ、こんな管理が面倒臭い食材、他店では極めないはずだ。
今日は、美味しいわたりがにを食べに泉佐野へ行ってくると周りに伝えたら、羨ましがられましたよ」。
ありがたいお声です。

次は、お医者さんのお客様です。
「懇意にしている先生から、わたりがに専門店があると聞いて伺いました。
大将の日々のご苦労話を聞いて、ますますわたりがにに興味を持ちました。
こんなに美味しさ・空間に徹底しているなら、
もっと値段を上げてもいいのでは?赤字でもいいんですか?」とお声をいただきました。
みなさん、嬉しいコメントで、スタッフにも共有したところ、喜んでもらいました。

また、みなさんに最近よく言われるのが、
「泉佐野ってもっと田舎と思ってたけど、いっぱいホテルもあるし、なんなら空港もある街なんですね」
というもの。
まだまだ知られていない街なのですね。

また、中には、
「市内からも1時間で来れるので、近く感じました。日本海や伊勢に行くより近いので、
コロナの状況下でのプチ旅行にいいですね」というお客様もいらっしゃいました。
そう思うと、1時間程度かけて来てくださるお客様向けのプランも
色々考えて行かねばと考えさせられますね。

これからも本物の味をわかる方に、
わたりがにの魅力をコツコツと発信していくべく、
スタッフと共におもてなしの心を極めてまいりたいと改めて感じました。

<松屋、苦渋の決断・・・・>
8月は、私自身、新たな覚悟の決断を迫られた月でもありました。

数十年ぶりに、お店の外装の修理工事を行うことを決めたのです。
どうせするならもっと早くやっておけば良かった・・・と思うところもありますが、
流石にコロナウイルスによるこのような状況になることも予測できず、
これから先の10年のことを、5年前から真剣に考えていたからです。

このお店が建ってから40年以上の月日が経過していることもあり、
建物の外壁を補修する費用だけでも凄まじしい金額ですので、
お店を修理するくらいであれば、その資金をもっと有効に使うことはできないか?と計画を立てて、
煮詰まってきていたのです。
実は、「松屋を移転させるかどうか」を悩んでいました。

今の松屋のお店は、45年前の高度成長期に建てられた、
当時流行りの”大箱”(広い)のお店です。
一方で、現在までの間で、周りの大箱の料理屋さんはほとんど淘汰されてしまいましたし、
現状の松屋の店舗サイズは、これからの飲食店の姿ではないと思っています。
(もちろん、建てて頂いた両親には感謝しています)

これからは、わたりがにという食材の専門性を際立たせ、更に尖ったお店にしたいと思っていました。
移転場所や、どういう物件にするかも時間をかけて調査してきていました。
調査中は、大阪市内の代表的な繁華街なども見てきましたが、
なんか違うなと思ったこともありました。
実際に大阪市内の不動産屋さんにも数社相談もさせて頂き、
ある程度の考えもまとまってきた矢先に、
コロナウイルスが日本を襲いかかり、
移転どころではなくなりました。

私の知り合いや友人にも、昨年にお店を北新地や福島で創業移転されましたが、
コロナの影響を受けて、今は本当に大変な状況と聞いています。

移転は諦めるとしつつも、今の松屋の建物も、このタイミングでしっかり修繕しておかないと、
さらに劣化が進んでしまうという事もわかっていましたので、
コロナ禍の3月から試行錯誤して考えてきました。

私的には少しネガティブな考えと思いがちな節もあったりするのですが、
苦渋の決断に至り、このたび、2ヶ月かけて店舗の外装をリニューアルすることになりました。

でも今は、良く思い切れた!と思っています。
この先の10年はワタリガニにもっと特化し、お客様に喜んで頂きたいと思います。
そして、この地で料理店をする限り、このお店を新たなステージへ導いていくことを考えています。
泉佐野だからできることを徹底的に考え、
たくさんの海の幸の旬の魚、山の幸の新鮮な野菜がある「食の宝庫」としてのこの地の利点を生かし、
地元を活気付けていきたいと思います。
また、地元の食を中心に提供する真面目な飲食店や、
その事業に携わる業界の方も、もっと積極的に前へ出ていただくため、応援したいと思っています。

少し話は変わりますが、泉佐野といえば、
「泉佐野市ふるさと納税」もいろいろと世間の方には賛否両論ありましたが、
私は地元事業者として、今回の市の職員さんの熱い情熱と市を愛する想いで戦って頂いたこと、
そういう市長さん並びに職員さんのことは「誇り」に思います。
そう、私にとってはヒーローです。
こんな人たちはなかなかいないでしょう!
その結果、難産でありましたが奇跡の復帰ができました。

そういう直近の背景も踏まえて、
こんなに汗水を垂らして本気で励んでいる方々でいらっしゃるこの地で、
アイデアを出しながらもう一度頑張っていこうと決断しきれたのも、
今回のリニューアルの後押しになっています。
コロナで大変な状況には変わりませんが、気持ちは、前向きにウキウキワクワクで参ります。
また、昨年11月から、厨房を1人で従事し、
少し無謀でしたが、とことんこだわろうと思う内に、
色々と見えてきたものもありました。
今は、相方のもう1人の職人と2人体制ですが、
厨房を1人で回している時間は、本当に有意義で楽しい時間でした。
やることがより鮮明になった気がします。

しかし、色々な楽しい思いや企画も大切ですが、やはり経営の原理原則を要とした考え方で
小さい会社の戦略を全うしたいと思っています。
もはや変態の領域ですよね。
地元ではもっとそういう変態の方と繋がっていきたいと思っています。
我こそは!という方、いつでもウエルカムです。お誘いください。(笑)
まだまだコロナとの戦いが続くようですが、
少し視点を変えたお店作りこそ、突破口があるように感じています。

今回の件を機に、益々頑張ってまいりますのでこれまでと同様、
皆様の応援の程よろしくお願い致します。
まだまだ暑い日が続きますが、お気持ちだけはさわやかに、ご自愛くださいませ。

松屋 濱田憲司


<最後に・・・旬のオスがにの状況>
梅雨も明け、大ぶりのわたりがにが日に日に増えてきました。
時には、1キロ近い物もあります。
オスがにと言えば、やはり濃厚な身を贅沢に味わっていただきたいので、
お造りや塩焼きがオススメです。
また、かに飯もメスとオスでは、味が変わるのをご存知ですか?
濃厚な身と出汁がしっかり染み込んだオスのかに飯をぜひ体験してみてください。

また、引き続き通販やお持ち帰りも承っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

割烹松屋のお取り寄せサイトはこちら
https://kappo-matsuya.shop-pro.jp/

苦渋の決断!建物外部修理。

「苦渋の決断 建物外部修理」

数十年ぶりにお店の外部の

修理工事を行うことに決めました。

どうせするならもっと早くやっておけば

良かったと思うところもありますが

コロナになることも予測できず

これから先の10年のことを

5年前から

真剣に考えていたからです。

店の建物のすべての壁などの

修理費用も半端な金額ではないので

その資金をもっと有効に使うという事で

計画を立てて煮詰まって来ていたのです。

要は「お店の移転問題」でした。

45年前高度成長期に建てられた大箱のお店

周りの大箱の料理屋さんはほとんど

淘汰されてしまいましたし

これからの飲食店の姿ではないと

思っています。

(建てて頂いた両親には感謝しています。)

専門性を際立たせ、

更に尖ったお店にしたいと思っていました。

移転場所やどういう物件にするかも

調査してきていました。

大阪市内の代表的な繁華街なども見てきましたが

なんか違うなと思ったこともありました。

大阪市内の不動産屋さんにも

数社相談もさせて頂き

ある程度の考えもまとまってきた矢先に

コロナです。

私の知り合いや友人も

昨年お店を北新地や福島で移転されましたが

コロナで本当に大変だと聞きました。

今のお店の建物もここで修理しておかないと

劣化が進むという事もわかっていましたので

3月から試行錯誤して考えてきました。

私的には少しネガティブな考えのようですが

苦渋の決断に至り修理をすることになりました。

 

でも今は良く思いきれたと思っています。

この先の10年はワタリガニにもっと特化し

お客様に喜んで頂きたいと思います。

そして、次の展開に持っていくことを考えています。

 

泉佐野だからできること、わたりがに専門店ですが

たくさんの海の幸の魚、山の幸の野菜があり

食の宝庫です。

地元の食を中心とした真面目な飲食店や

それに携わる業界の方も

もっと出てきたらいいと思います。

 

「泉佐野市ふるさと納税」もいろいろと

世間の方には賛否両論ありましたが

私は地元事業者としては、今回の市の職員さんの

熱い情熱と市を愛する想いで戦って頂いたこと

色々と犠牲にしたことも多かったと思います。

そういう市長さん並びに職員さんのことは「誇り」に思います。

そう、ヒーローですね。

こんな人たちはなかなかいないでしょう!!

その結果、難産でありましたが奇跡の復帰ができました。

 

そういう事も踏まえてこの地で

アイデアを出しながら頑張っていこうと

気持ちを新たに前向きにウキウキワクワクで参ります。

その延長線上に、移転というのもありだと思います。

昨年11月から1人で従事してきました。

とことんこだわろうと思い、少し無謀でしたが

色々と見えてきたものもありました。

本当に有意義な楽しい時間でした。

やることが鮮明になってきました。

 

しかし色々な楽しい思いや企画も大切ですが

やはり経営の原理原則を要とした考え方で

小さい会社の戦略を全うしたいですね。

変態の領域ですね。

地元ではもっとそいう変態の方と

繋がれたと思っています。

いつでもウエルカムです。お誘いください。(笑)

まだまだコロナとの戦いが続くようですが

少し視点を変えて

もっと大切なことがお店作りにはあると思います。

 

今回の件を気に益々頑張ってまいりますので

これまでと同様、皆様の応援の程よろしくお願い致します。

まだまだ暑い日が続きますが

お気持ちだけはさわやかに、ご自愛くださいませ。

 

長々ととめどない勝手な文章で失礼しました。

お許しくださいませ。

 

割烹松屋  店主

 

今年の≪わたりがに≫は踏んだり蹴ったりですねん。

今年は”わたりがに”が踏んだりけったりですねん。

 

みなさん、いつも美味しく食べていただき、

ありがとうございます。

私、わたりがにです。

はい、この手の手紙では、初めての登場です。

今日は我々をいつも大切に扱ってくださる

松屋さんの案内状という貴重なスペースを

お借りして、

我々、わたりがにの嘆きをちょっと聞いてください。

いやいや、こんなもん今読む時間ないわ!という方、

冷蔵庫の隅にでも貼ってください。

 

さてさて、海にいる私たちでさえ、

正直、コロナウイルスの感染拡大は、

ここまで予測していませんでした。

おまけに、お米や卵と違って、

みなさんの日常生活において

毎日必要とされている食材でもない私たちは、

今、海でしっかり栄養を取って身詰まりを

よくしながら捕獲されるのを待つか、

仕入れられてお店の水槽における

三密状態をなんとか凌ぐかしか、選択肢がありません。

 

ぶっちゃけ、今食べてもらうと、

身も濃厚でして、結構うまい時なんです。

さらに、コロナだけでなく、

今年は岸和田だんじり祭りも中止に。

だんじり祭りは別名で「かに祭り」

ともいわれ、祭り関係者がいる各家では、

祭りを見に来る来客者に対して家族らが

ふるまうご馳走が、蒸した「わたりがに」でした。

でも、今年は祭りもないんです。

正直、コロナウイルスの感染拡大の前より、

私たち、行き場を失ってしまいました。

しかし、そんな中、日本で唯一の

わたりがに専門店の濱田大将と、

かにを仕入れる仲買さんが協議され、

この度、私たちを救ってくれることになりました。

「コロナに加えて、今年は祭りもないさかい、

わたりがにの消費が止まってしまうんとちがう?

ここは日本唯一のわたりがに専門店の出番として、

かに達をお客様の非日常の体験アイテムと

して蘇らせるべく、例年以上の量のかにを仕入れに

いっちゃる!コロナの影響よ、

やられたらやり返す!倍返しや!」

ちょっと後半は何を言っているか、

わからなかったけど、少し光が見えてきました。

ありがとう!濱田さん!

というわけで、大量にかにを仕入れ中の松屋では、

引き続き自宅でも美味しいかにを食べていただくため、

全国へ配送するお届けサービスも引き続き実施するとともに、

感染予防対策を徹底したお店でも上質なわたりがにと共に、

スタッフが心温まるおもてなしをさせていただきます。

度々のお願いとなりますが、

どうか今が旬のオスのわたりがにを救ってあげてください。

 

わたりがにクレイジー 濱田憲司

 

コロナ対策やってまっせ!

コロナ感染症対策で

大阪府からこんなステッカーというか

紙を自分でダウンロードしました。

これを店先に提示しないといけないと

言われたので今日から提示しています。

 

それにもかかわらず(わかってましたが)

今日もキャンセルが2件ありました。

「 大阪府からの

5人以上の飲み会の自粛要請を

守ってほしいと言われていたので

娘らと考えた末、申し訳ないけど

キャンセルします。」💦

これが現実です。

自分たちにはどうしようもありませんが

耐え忍ぶしかないようです。

仕入れ業者や同業者の

熱い経営者と共にアイデアを出しながら

頑張ってまいります。

みんなが初めての経験ですが

コロナには負けません。

 

割烹松屋  濱田

 

 

 

コロナの影響がおさまらない。ワタリガニの行き場も店も。

◎最近のコロナの影響
先週からまたコロナの感染者数が多くなり
毎日毎日大騒ぎですがどうなっていくのでしょうか。
今週末は8割ほどの予約はキャンセルになり、
大変ショックな事態になっています。
予約の問い合わせをして頂くお客様も
「お店で食事していいんですよね?」とか、
「コロナがだんだん増えてきているのでやめておきます」
「外食って、なんか悪いことしてるのかなぁ~」という方もいらっしゃり、
やはりコロナ前の日常には程遠い感じがします。
大阪ミナミでも人の賑わいもなく飲食店は
撤退するところも多いようです。
大手の居酒屋チェーン店も撤退するくらいですから
コロナの悪影響の大きさがわかります。

お店としては、三密回避や施設の消毒には

当然のごとく丁寧に実行していますが

すでに第2波が来て

その先の第3波以降を気にされて不安視されている方も

少なくはないと感じています。

また、テレビでは、報道される日がないくらい飲食業界の様子を伝えています。

関東のホテルや旅館の方も今週末以降の予約が

ほぼキャンセルになり、悔しさのあまり涙する方もおいででした。

本当に辛いと思います。

コロナウイルスの直撃がすごく厳しかった飲食の世界。

今では、飲食店は制限や規制だらけとなってしまいました。

これから飲食店としてどう行動するのかは、今の現状では正解がわかりません。。

もうすでに廃業したお店も増えてきています。

さっぱりわいや!どうせいっていうねん!

食材にしても、行き場を失った魚や、野菜などの食材は、

代わりの使い道が見出せなければ、すべてロスになります。

 

行き場がなくても、野菜は畑で育ち、

旬の魚は市場に並び、鶏は卵を産むわけです。

ですから高級食材ほど値段は暴落し、

生産者としても、その食材を買う経営者としても、

常に不安と隣り合わせな状態が続いています。

いつまで待てば、いつまで耐えれるか?

本当にそう思えてきました。

 

◎料理人として経営者として生き残るためには

≪まだまだできる、決してあきらめず。≫

皆さんも初めての体験で今からどう対応するのかが、
この先の不安を解消してくれるものだと信じています。
こんな時でも応援して頂いたリピータのお客さまや、
クラウドファンディングで応援して頂いた方、
こちらの一方的なお知らせで行き場のないわたりがに達を
救っていただいたお客様には大変感謝しています。
そういう初体験の未曾有の事態を体験しつつ、
5月くらいまでは何とか耐えてきました。
この先も、松屋としては何とか踏みとどまり、
入浴している時間と寝る前に「あ!」と舞い降りてくるアイデアを絞り出し、
頑張ってまいります。
愚直に頑張って参る所存ですので、
引き続き、応援のほど、よろしくお願いいたします。
少しでも日常をとりもどせるように
節に心よりお祈りしています。
コロナに負けてられへん。
  割烹松屋  濱田憲司

わたりがに オスガニの旬が到来

≪オスガニの旬到来!≫
7月よりようやくオスガニの
身詰まりが良くなってきました。
先日、現状仕入れている
オスがにの状態を見るために、
塩焼きと、酒蒸しにして食べたところ、
皆さんにお勧めできる美味しさと
身詰まりの状態に、
今年も到達していました。
更に刺身にもしましたが、
さすがのオスガニ。
牡丹の花のように大きく花が咲き、
身も濃厚で、
「改めて、オスがにって
こんなにうまかったのか」
と思わず唸ってしまいました。。
お刺身こそ、オスを味わう醍醐味です。
そして、オスガニの身は、
メスガニの身よりも、
旨味成分が10倍以上あるという事実を
知っていましたか?
そうなんです。
実は、メスガニは
内子の味わいがメインに対して、
身の味については、
オスガニの方が美味しいんです。
地元の漁師さんや、
魚屋の長老がよく言う言葉に、
「わたりがに本来の旨味が
凝縮されているのはオスガニや!
わたりのオスガニの
味がわからん奴は、
カニを食べる資格はないわ!」
とあります。
少しきついお言葉ですが、
昔から食べているからこそ、
この言葉が出てくるのだと思います。
昔から泉州地域では、
お盆のご馳走に
「わたりがに」が名物で、
特にだんじり祭りは
欠かせない食材となっています。
当店のお客様でもオスガニの時期に
しか来店されない方も
いらっしゃる程ですので、
オスガニを体験したことのない方は、
是非この機会に、
一度新たな世界の1ページを
めくってみてください。

 

わたりがにクレイジーvol:2 オスガニの旬が到来。

皆様、こんにちは。松屋の濱田です。
梅雨になり、ジメジメした日が続きますが、皆様方はお変わりありませんか?
さて、前回よりデビューしました「わたりがにクレイジー」ですが、
第2号目の今日もいろいろとお知らせできればと思います。
本日のわたりがにクレイジーの献立は以下です。
◎オスガニの旬到来!
◎はもとわたりがに
◎コロナの影響とその後
◎ワタリガニのこころのバリアフリー
◎おすすめ夏のお届けもの
盛りだくさんです。
本日もお付き合いの程、よろしくお願いします。

≪オスガニの旬到来!≫
7月よりようやくオスガニの身詰まりが良くなってきました。
先日、現状仕入れているオスがにの状態を見るために、
塩焼きと、酒蒸しにして食べたところ、
皆さんにお勧めできる美味しさと身詰まりの状態に、今年も到達していました。
更に刺身にもしましたが、さすがのオスガニ。
牡丹の花のように大きく花が咲き、身も濃厚で、
「改めて、オスがにってこんなにうまかったのか」
と思わず唸ってしまいました。。
お刺身こそ、オスを味わう醍醐味です。
そして、オスガニの身は、メスガニの身よりも、
旨味成分が10倍以上あるという事実を
知っていましたか?
そうなんです。
実は、メスガニは内子の味わいがメインに対して、
身の味については、オスガニの方が美味しいんです。
地元の漁師さんや、魚屋の長老がよく言う言葉に、
「わたりがに本来の旨味が凝縮されているのはオスガニや!
わたりのオスガニの味がわからん奴は、カニを食べる資格はないわ!」と、あります。
少しきついお言葉ですが、昔から食べているからこそ、この言葉が出てくるのだと思います。
昔から泉州地域では、お盆のご馳走に「わたりがに」が名物で、
特にだんじり祭りは欠かせない食材となっています。
当店のお客様でもオスガニの時期にしか来店されない方もいらっしゃる程ですので、
オスガニを体験したことのない方は、
是非この機会に、一度新たな世界の1ページをめくってみてください。

◎松屋の夏のおすすめ! ≪はもとわたりがに≫
今年も始まりました、毎年恒例の「鱧とワタリガニ」のコラボ企画です。
「いつも食べるわたりがにもいいけど、今が旬の鱧も一緒に食べたい。
少しづつ2種の食材を交えてコースにしてくれない?」という常連のお客様からの要望で生まれ、
早いものでもう10年になります。
また、松屋が仕入れる鱧は、沼島や大阪湾で獲れる大振りで上質なものだけを目利きし、
鱧の扱いが上手な魚屋さんに無理を言って、一般的に出回る平均サイズよりも、
大きめの1キロサイズの鱧を確保して頂いてます。
スーパーの魚売り場でも今では、たくさんの鱧が出回っていますので、
鱧の質に拘らなければすぐに手に入るのですが、
鱧という魚自体が、サイズでも味が変化するほか、
獲れた後の扱い方次第でも捌いた後の味が変わる几帳面な魚ですので、
信頼しているプロの魚屋さんに託しています。

大きな鱧の特徴は、身と皮の間の上質な脂です。
これが、非常に美味しいです。
身の幅も厚く、鱧がダメ!という方でも必ず食べれるというから驚きです。

コラボ企画の内容は、
「鱧すき鍋とワタリガニの塩焼き」:15,000円(税別)、20,000円(税別)
「鱧とワタリガニの会席コース」:20,000円(税別)

となっておりますので、暑い時期ではありますが、
気持ちだけは「さわやか」になってください。

◎コロナの影響とその後
自粛解除されて、短いようで長く感じましたが、約ひと月以上が経ちました。。
相変わらず10名以上の方の予約はキャンセルになり、
7月の予約は少しづつ埋まってきましたが、まだ例年の半分以下ではないでしょうか。
予約の問い合わせをして頂くお客様も
「お店で食事していいんですよね?」とか、
「外食って、なんか悪いことしてるのかなぁ~」という方もいらっしゃり、
やはりコロナ前の日常に戻っていない感じがぬぐえません。

お店としては、三密回避や施設の消毒には当然のごとく丁寧に実行していますが
、まだわからない第2波、第3波を気にされている方も少なくはないと感じています。
また、テレビでは、報道される日がないくらい飲食業界の様子を伝えています。

コロナウイルスの直撃がすごく厳しかった飲食の世界。
今では、飲食店は制限や規制だらけとなってしまいました。
これから飲食店としてどう行動するのかは、今の現状では正解がわかりません。。
食材にしても、行き場を失った魚や、野菜などの食材は、
代わりの使い道が見出せなければ、すべてロスになります。

行き場がなくても、野菜は畑で育ち、
旬の魚は市場に並び、鶏は卵を産むわけです。
ですから高級食材ほど値段は暴落し、
生産者としても、その食材を買う経営者としても、
常に不安と隣り合わせな状態が続いています。
いつまで待てば、いつまで耐えれるか?
料理人として経営者として生き残るためには
≪まだまだできる、決してあきらめず。だったら次の展開は、どう攻めるか≫

皆さんも初めての体験で今からどう対応するのかが、
この先の不安を解消してくれるものだと信じています。
こんな時でも応援して頂いたリピータのお客さまや、
クラウドファンディングで応援して頂いた方、
こちらの一方的なお知らせで行き場のないわたりがに達を救っていただいたお客様には大変感謝しています。
そういう初体験の未曾有の事態を体験しつつ、
5月くらいまでは何とか耐えてきました。
この先も、松屋としては何とか踏みとどまり、
入浴している時間と寝る前に「あ!」と舞い降りてくるアイデアを絞り出し、頑張ってまいります。
愚直に頑張って参る所存ですので、
引き続き、応援のほど、よろしくお願いいたします。

◎わたりがにの”こころのバリアフリー”
“バリアフリー”という言葉を近年よく耳にします。
私のお店にも、車いすでご来店頂く方が年々多くなりました。
年齢を重ねたご両親が病気になられたり、外に出なくなることに紐付いておしゃれをしなくなったりと、
自分がある程度の年を取るとそういう心配することも多くなるという経験をされると思います。
私の母も約5年間ほど、闘病生活を繰り返していたこともあり、
息子としてそういう体験を身近で感じていたことを思い出しました。

先日も糖尿病になられたお母さまを娘さんが誘われて、ご家族で松屋へ来て頂きました。
「最近は食べることにも興味がなく、カラオケや旅行にも行かなくなり、
母は少し元気がなくなったんです。。私としても心配で。。」と娘さん。

お昼にお越しいただき、ワタリガニの会席料理を召し上がって頂きました。
お越しになったときは少し顔が緊張されていましたが、
楽しく和気あいあいと笑顔でお食事をされていました。
娘さんもとても楽しそうで、
お母さまより娘さんの方が色々な意味で嬉しそうな姿を厨房からこっそり拝見していて、
私自身の心もホッと温められました。

そして、お母さまもわたりがににむさぼりついていただきながら、
ついに満面の笑みを見せていただきました。

私は感じました。
「娘さんとの食事を通して、お母さまの心のバリア(壁)を取り除けることに成功したのだな」と。
ご家族であれば、尚更大切に思う相手の気持ちに寄り添い、
”外食する”という非日常を体験することで、
心も体も元気になってくるのだと思います。
そういう気持ちが、お母さまにとってどんなことよりも心が晴れて、
家族に対しても安心感と信頼が改めて生まれるのだと思いました。
皆さんも。大切な方や特にご両親を誘って、
楽しく笑顔になるような思い出に残るお話を松屋のテーブル席を使ってしてみてください。
お昼の方がいいかもしれませんね。


◎おすすめ夏の”おとどけもの”
松屋の夏のお届け物といえば、「水茄子の割烹漬け」です。
今年も、ようやく水茄子が美味しい季節になりましたので、
毎年楽しみに待っていて下さるお客様にお届けしたいと思っています。
そんな中、フードジャーナリストの斎藤理子さんに、
当店の水茄子の割烹漬けをご紹介して頂きましたので、記事の内容をご紹介させて頂きます。

地元料亭ならではのこだわりで選んだ最高級の水茄子。
茄子好きの私が、この時期必ず食べるのが、水茄子。
水茄子は、大阪南部・泉州地方の伝統野菜です。
名前の通り水分が非常に多く皮が薄くて柔らかい茄子で、
アクがないので生でも食べられるのが特徴です。

切れ目を入れたら手で裂いて芥子醤油(からししょうゆ)で食べるのがおすすめ。
岩塩とオリーブオイルでカルパッチョ風も合います。
サクっとした食感とフルーツのようにジューシーで甘みのある味わいに、
もう食べ始めたら止まりません。

地元の料亭ならではのこだわりで選んだ特上の水茄子。
その泉州産の水茄子を、料亭が丁寧に作った糠床で漬けたものが、
泉佐野市にある「割烹松屋」の『水茄子割烹漬け』。

栽培契約農家がその日の朝に収穫した新鮮な特上水茄子だけを使用。
天然塩で丁寧に塩もみし、美味しく熟成した糠床で漬け込みます。
注文を受けたら糠漬けして発送。到着した日は浅漬けでみずみずしく、
生食っぽい感じでいただけます。
日が経つにつれ漬かりが深くなりますが、その味の変化もまた楽しみのひとつです。

この『水茄子割烹漬け』は、6個セットからあり、
全部が糠漬けのものと、糠漬け半分、生水茄子半分のセットがあります。
私がいつも注文するのは、半分半分のセット。
まずは、生の水茄子を芥子醤油や山葵醤油、
オリーブオイルなど好みの味付けでいただきます。
次に浅漬けの水茄子を堪能します。
糠漬けはたっぷりの糠床と一緒に来るので、
食べ終わったらそれをタッパーなどに移して冷蔵保存すれば、
瞬時にして料亭の糠床が我が家に。
いつでも美味しい糠漬けが食べられるという一石二鳥のお取り寄せでもあります。

ありがたい記事に、少し恥ずかしいばかりです。
また、水ナス以外にも、
オスガニのかに飯や、蒸し蟹、塩焼き、お送りできるようになりました。

ご興味がありましたらこちらからお入りください。
割烹松屋のお取り寄せサイトはこちら
https://kappo-matsuya.shop-pro.jp/

~松屋のメディア露出情報~
7月14日放送の読売テレビ(10ch)の夕方のニュース番組「ten」内にて、
松屋の”水ナスの浅漬け”が少しだけご紹介される予定です。
お時間のある方はぜひご覧ください!

まぁどれだけ映るか分かりませんが・・(笑)

~本日もお読みいただき、ありがとうございました~
割烹松屋 公式ウェブサイトhttps://www.kappo-matsuya.com

泉州産 ≪割烹松屋の水茄子の割烹漬け≫

 

割烹松屋の水茄子の割烹漬け

 

ようやく水茄子の季節になりました。

毎年楽しみに待っていて下さるお客様に今年も

お届けしたいと思っています。

 

そんな中フードジャーナリストの斎藤理子さんより

当店の水茄子の割烹漬けをご紹介して頂きましたので

記載させて頂きます。

地元料亭ならではのこだわりで選んだ最高級の水茄子。

茄子好きの私が、この時期必ず食べるのが、水茄子。

水茄子は、大阪南部・泉州地方の伝統野菜です。

名前の通り水分が非常に多く皮が薄くて柔らかい茄子で、

アクがないので生でも食べられるのが特徴です。

切れ目を入れたら手で裂いて芥子醤油(からししょうゆ)で

食べるのがおすすめ。岩塩とオリーブオイルで

カルパッチョ風も合います。

サクっとした食感とフルーツのようにジューシーで

甘みのある味わいに、もう食べ始めたら止まりません。

≪ 地元の料亭ならではのこだわりで選んだ特上の水茄子。≫

その泉州産の水茄子を、料亭が丁寧に作った糠床で漬けたものが、

泉佐野市にある「割烹松屋」の『水茄子割烹漬け』。

栽培契約農家がその日の朝に収穫した

新鮮な特上水茄子だけを使用。天然塩で丁寧に塩もみし、

美味しく熟成した糠床で漬け込みます。

注文を受けたら糠漬けして発送。

到着した日は浅漬けでみずみずしく、

生食っぽい感じでいただけます。

日が経つにつれ漬かりが深くなりますが、

その味の変化もまた楽しみのひとつです。

この『水茄子割烹漬け』は、6個セットからあり、

全部が糠漬けのものと、糠漬け半分、

生水茄子半分のセットがあります。

私がいつも注文するのは、半分半分のセット。

まずは、生の水茄子を芥子醤油や山葵醤油、

オリーブオイルなど好みの味付けでいただきます。

次に浅漬けの水茄子を堪能します。

糠漬けはたっぷりの糠床と一緒に来るので、

食べ終わったらそれをタッパーなどに移して

冷蔵保存すれば、瞬時にして料亭の糠床が我が家に。

いつでも美味しい糠漬けが食べられるという

一石二鳥のお取り寄せでもあります。

フードジャーナリスト 斎藤理子

いつもご購入いただきましてありがとうございます。

生の水茄子を色々な調理法でお料理されています。

私たちもヒントを頂きました。

是非この機会に「泉州 水茄子の割烹漬け」を

ご賞味くださいませ。

割烹漬けのサイトはこちらから

https://kappo-matsuya.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2034546&csid=0

割烹松屋  濱田