いつもお世話になります。
梅雨本番で毎日じめじめですね。
ようやく「オスガニ」が旬を迎える
時期になりました。
関西、特に泉州地域では
お盆のご馳走とか
だんじり祭りでは、なくてはならない
食材の一つになっています。
お祝い事にも、湯がくと赤くなるのでと
喜ばれています。
そう夏から秋にかけても
食べられるんですよ。
オスガニとメスガニではどうしても
「赤い内子がないとワタリガニじゃない!」
とも言われます。
通販で8月にオスガニをお送りしたときは
「騙された、メスガニが送られてくる
と思ってたのに!ワタリガニって
内子がないとだめですよね(# ゚Д゚)」と
言われたこともしばしば。
でも7月から11月までは
オスガニが旬ですよー!
オスガニを援護しますと
◎メスガニよりもオスガニの方が
身の旨味成分は10倍あるといわれて
います。
◎地元の漁師や長老は
「わたりがにのほんまの
美味しさはオスガニや!
ちゃんとワタリガニを食べたことのない
味のわからん奴が言うこっちゃ!」と
少し荒々しいですがそういわれています。
私も調理をしていて思うことは
水まりが全く違いますし
特に第五脚の身のつき方が
半端なく凄いですね。
お刺身にすると牡丹の花のように
咲くのがお分かりになると
思います。
是非一度今年の夏はオスガニに
挑戦してください。
もうご存じの方もいます。
うちのお客様の中にも
オスしか食べない方や
夏しか来ないお客様もおいでです。
割烹松屋 濱田