ワタリガニの産卵
ワタリガニの産卵期は、春から夏ですが、
交尾期は、夏から秋にかけてです。
交尾期になるとオスもメスも脱皮後に交尾を行います。
メスは体内に精子を蓄えたまま深場に移り冬眠します。
冬眠から目覚めたメスは、晩秋に産卵し、
1ミリ足らずの小さな卵を腹脚にたくさん
抱え、ふかするまでにには、2~3週間かかります。
ガザミ類は、年に2回産卵することが解ってきました。
晩春に生まれた卵は「一番子」と呼ばれる。
一番子が発生して幼生を放出した後、
メスは、夏にもう一度「二番子」を産卵するが、
一番子よりも産卵数が少ないです。
わたりがにひとすじ割烹松屋
濱田憲司