海外からのお客様

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今日は、外国の方が

アメリカデトロイト州から

お越しになりました。

昨日の予約の予定でしたが

飛行機がエンジントラブルの為

今日になりました。

いつものてっちり

特に焼き白子がお好きで

堪能して頂きました。

感謝です。

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司

この店でしか味わえない。

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全国でも珍しい「ワタリガニの専門店」

今年で創業51年を迎えました。

ワタリガニの味は他のカニとは

圧倒的に濃厚で、絹のように繊細な

身の柔らかさです。

「他のカニとは全く別もの美味しい」と

食通も感動するほど。

造り 塩焼き 酒蒸しなどいろいろな調理法で

美味しさを提供。

「目でも楽しめるように」と

美しい盛りつけにも妥協がない。

木の香りがただよう落ち着いた店内は

人との絆、家族の絆が深まる

「語らいの場」にもぴったりで

誕生日や記念日などに

利用される人が多い。

ワタリガニひとすじ割烹松屋

濱田憲司

「 南大阪のおいしいお店4 引用 」

あす「あさチャン」に。

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いつもお世話になりありがとうございます。

明日の27日TBS「あさチャン」という番組で

富山のワタリガニについて放送があります。

近年富山では上質なワタリガニが取れるそうです。

第3のカニとしてブランド化し立ち上げたそうです。

その中で関西のワタリガニは

希少で高価なものだが、富山では

ワタリガニさえ認知されていないと

いうことで、ワタリガニつながりで

それをどう思うかという取材がありました。

時間も縮小されあまり露出はありませんが

27日の朝の7時から8時の間になります。

念のためにお知らせさせて頂きました。

 

割烹松屋  濱田

美味しい食事で、毎日の彩を。

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私どものサービスをご利用頂いてる

お客様は 60代から70代が中心です。

子供さんや、御夫婦でお食事に来られ

ゆっくりと美味しい本物の料理を食べ

スタッフや接客係と楽しく笑顔で お孫さんの話や、

旅行の思い出など たくさんして頂き繋がってる感があります。

最近では自分のご褒美にお一人で来られる方も 多くなりました。

そういう光景は実にほのぼのしています。

しかし、今は元気なった方も、急にご病気された時には

「私も終わり」「どこも行く気になれない」

「なぜ私だけ」とショックだったそうです。

そんなある日、子供さんと一緒に食事に

来て頂いたことがきっかけで 色々とお話ができたり、

会席料理を 最後まで完食されたことで自信になり

元気になられたお客様もおいでです。

私達の仕事の目的は食事に行くことで元気になって

頂き これからの人生が笑顔で心豊かになって

頂く お手伝いがしたいと、心の根っこから考えています。

自社がもっているサービスを使い切ってください。

 

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司

ワタリガニの命名

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ワタリガニの命名

標準和名はガザミといいますが、

「わたりがに」の呼び名の方が

知られています。

ボートの櫂のような第5脚を巧みに操って

泳ぎ、遠くへいどうすることから命名。

またこのカニは「月夜がに」と呼ばれたり

形から「菱がに」とも呼ばれています。

「ガザミ」とはカニのハサミの略語です。

ワタリガニを食用したのは

弥生時代にさかのぼることから

それだけ人の手で取れやすいところで

生息していたことが想像できます。

 

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司

大阪湾のワタリガニの特徴

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大阪湾のワタリガニの特徴

大阪湾のワタリガニはご存知でしょうか?

特に泉佐野市から南側の岬町あたりまでが

ワタリガニの漁場となっています。

 

基本ワタリガニの生息地は

砂地の遠浅になっています。

泉州地域のワタリガニが美味しいと言われる

秘密はその地形にあります。

砂地の遠浅なところにくぼみがたくさんあり

深いところでは、水深25mから30mという

深いところに生息しています。

これが大阪湾の美味しさと大きさの秘密です。

しかし11時間の漁に行って大きいワタリガニが

5匹取れれば万々歳なんです。

それくらい希少になっているワタリガニです。

そして大ぶりカニが生息できるのも

この地形のおかげだと思います。

関西の各産地の方とお付き合いがありますが

「なんでここのカニがこれくらい

濃厚で美味しいのか?」と

言われることも

少なくはありません。

これからもワタリガニに携わる者として

希少なワタリガニを大切にし、

泉州の食文化として

ワタリガニを伝えていきたいと思います。

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司

ワタリガニの専門店Ⅱ

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私どもも15年くらい前まではワタリガニ料理を、

やめたくてやめたくて仕方が無かったです。

仕入れも大変だし、ロスも大きく死んだカニを

見て情けなかったです。

一日に100匹死んでしまうことも

未だに一年に一回はあります。

冷蔵庫がカニで1杯になり、

一週間も持ちませんので本当に辛かったです。

ボイルしたカニや生のカニも冷凍が全くできません。

 

しかし自分たちしかワタリガニ料理を

できないとわかってからは、

ピンチをチャンスと考え

一年中いつ来ても生きた旬の

大ぶりのワタリガニが食べれるのは松屋だけと

常識を改革し、時代に合わせながら邁進してきました。

弱みが強みになるとは考えもしなかったですが

ワタリガニの専門店が

うちだけなのはうなずけると思います。

こんなに厄介なカニを冠に

するところはないと思いますから。

これからも精進し続けます。

 

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司

ワタリガニの専門店

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ワタリガニの専門店

ワタリガニはとても美味しく、

いつまででも食べたくなるくらい

身の美味しさは絹のように繊細でかつ濃厚です。

しかし扱いがとても難しく、

とにかくロスの多い厄介なカニなんです。

水揚げされたカニを水槽で飼っていますが、

1週間しか生きません。

毎日全体の2割近く死んでしまいます。

100匹いれば20匹近く死んでしまうということです。

死んで1時間立つと劣化して臭くなり、

身が劣化して捨てないといけなくなります。

毎日20匹死んでしまうと一週間で

何匹になるかと考えるとぞっとします。

死んで30分くらいですと蒸せば美味しく食べれます。

ですから、塩分濃度を管理し、温度や水の透明度をチェックし

一日に数回、一匹づつ生きているか確認作業が必須です。

店の定休日でもチェックしないとダメなんです。

 

気候の影響も大きく、雨や風が吹けば海が時化て、

漁にでてもらえません。

冬になると一ヶ月に7回くらいしか漁に

いかないので、仕入れが大変です。

1回の漁に11時間行って、

500クラムのカニが5匹捕れれば

漁師さんは万々歳なんです。

それくらい希少なカニなんです。

 

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司

ワタリガニの産卵

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ワタリガニの産卵

ワタリガニの産卵期は、春から夏ですが、

交尾期は、夏から秋にかけてです。

交尾期になるとオスもメスも脱皮後に交尾を行います。

メスは体内に精子を蓄えたまま深場に移り冬眠します。

冬眠から目覚めたメスは、晩秋に産卵し、

1ミリ足らずの小さな卵を腹脚にたくさん

抱え、ふかするまでにには、2~3週間かかります。

ガザミ類は、年に2回産卵することが解ってきました。

晩春に生まれた卵は「一番子」と呼ばれる。

一番子が発生して幼生を放出した後、

メスは、夏にもう一度「二番子」を産卵するが、

一番子よりも産卵数が少ないです。

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司

ワタリガニの秘密の「かに酒」

かに酒

あまり教えたくない。

ワタリガニの「かに酒」

 

今まで捨てていた部位を使っての「カニ酒」ができたことです。

かに酒も2~3年かかりました。

どこの部位から一番美味しいエキスが出るのか?

どうしてお酒とバランスよく馴染めるのか?

ひれ酒のようにもしてみましたが、

所詮真似事しかならなかったです。

いろいろなヒントを得ながら、

去年くらいからお出し出来るようになりました。

好みはあると思いますが、珍しい「ワタリガニのかに酒」は

数に限りはございます。

しかし「かに酒」は、当店でしか飲めません。

わたりがにひとすじ割烹松屋

濱田憲司