日別アーカイブ: 2015年11月6日

ワタリガニの旬はいつ。

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「ワタリガニの旬はいつ」

ワタリガニの旬はいつとお客様に良く尋ねられます。

ワタリガニは大きく分けると、オスの旬とメスの旬があります。

メスがにの旬は、12月から6月の初旬までで

赤い内子が美味しい時期で、とても人気があります。

毎年内子の季節を楽しみにされて来店していただいています。

内子の味は濃厚で、焼いたり蒸したりと色々な味が楽しめます。

冬の寒い時期が美味しいというイメージがあると思います。

私がおすすめするのは

あまり知られてはいませんが、春の4月5月のメスがにの

内子がまた美味しいんです。

内子が一段と良く入り真っ赤な内子が美味なんです。

 

オスがには、7月から10下旬までです。

オスがにはメスガニのように内子は全く入っていません。

味噌も期待できません。

しかし身詰まりがたいへんよく、身の甘さがメスガニの

10倍あると言われています。

通のお客様や漁師の方は、「ワタリガニの美味しさは夏のオスがにや!

本来のワタリガニの醍醐味はオスがにの美味しさや!」と言われます。

お盆のご馳走とも言われ、子供の頃はよく食べたものです。

だんじり祭りも別名「がに祭り」とも言われるほど、泉州のお祭りや

お祝いごとには食べられた地域に根付いたなじみの深い食材でした。

▶︎松屋ホームページ

https://www.kappo-matsuya.com/

 

▶︎松屋通販サイト

https://kappo-matsuya.shop-pro.jp/

メスがにしか食べない方や、オスしか食べに来られないお客様

メスもオスも、旬の時期を楽しみにして来られるお客様といろいろです。

私がわたりがに料理を35年やってきて思うのは

やはり生きた蟹を調理することです。オスもメスも大切ですが

私が最も大切にしているのは、必ずかにが生きていることです。

皆さんもぜひわたりがにを愉しんでください。

わたりがにひとすじ 割烹松屋 濱田憲司

 

ワタリガニの脱皮

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ワタリガニの脱皮

ガザミは脱皮をして成長しますが、十分にエサを食べると1回の脱皮で甲幅が1.2倍ほど大きくなりますが、エサが不足すると前より小さくなることもあります。脱皮直後は体が柔らかく、外敵や仲間からの食害をのがれるため、殻が硬くなるまで身を潜めていますが、最初に硬くなるのは甲殻やハサミで、腹側が最後に硬くなります。このため、カニを買う時には、背中に汚れや付着生物が付いたものや、腹側が硬く持ち重りするものを選ぶと間違いありません。脱皮が少なくなる晩秋から春に肉質が良く、メスは内子(卵)をもち、大変おいしい時期です。