日別アーカイブ: 2025年7月17日

割烹松屋の価値と信念 泉佐野市

◆ 割烹松屋 大将・濱田憲司の
「価値観と信念」

1. “本物”にこだわることは、お客様への誠意である

「高くて美味い」は当たり前。
けれど、目には見えない“本物の価値”──
素材の命を無駄にせず、手間を惜しまない料理。
それを届けることこそが、料理人としての使命。

「誰でもできることなら、松屋がやる意味はない。」


2. “食”は文化であり、誇るべき郷土の財産

泉佐野の地で、60年以上。
地元の旬を、地元の人に伝える。
わたりがにや水茄子、天然本クエ──
この土地の“味と人”をつなぐことが、松屋の役目。

「食は公共のもの。地元の人にこそ誇れる味を。」


3. “人”と向き合うのが料理屋の本質

素材に真剣に向き合うのと同じように、
目の前のお客様一人ひとりとも、誠実に向き合う。
料理の技術より、
「ここに来てよかった」と思わせる“心配り”を大切にしている。

「料理は“手”より“心”でつくるもの。」


4. “特別”は、日常の延長にある

お祝いも、法事も、ご褒美の夜も──
どれもお客様の人生の一部。
料理屋はその時間に“彩り”を添える存在。
肩ひじ張らず、それでいて格のある空間をつくりたい。

「日常にこそ、特別な時間が必要なんです。」


5. “続ける”ことにこそ、本当の価値がある

一代では見えない景色がある。
父母の代からの暖簾を守り、進化させていく。
技術も、味も、信頼も、一朝一夕では築けない。
「いつもの松屋」と言ってもらえることが、最高の褒め言葉。

「60年続けたのは偶然ではない。“続ける覚悟”があったから。」


6. “挑戦”しないと、守れないものがある

わたりがにが減っていく今、
新たに天然クエという「もうひとつの本物」に挑む。
お客様に“これが松屋の味だ”と胸を張れるよう、
常に自らの可能性を広げ続ける。

「守るために、変わり続ける。」


◆ 最後の一文

「手間を惜しまないのは、お客様の人生にふさわしい時間を届けたいから。」
それが割烹松屋の大将・濱田憲司の信念。