いつもお世話になっています。
先日は台風で蒸し蟹のご協力頂き
感謝申し上げます。
沢山ご注文頂き大変助かりました
御礼申し上げます。
台風発生から1週間すべてが
キャンセルになりました。
同窓会、お顔合わせ、法事など
こんな時なんでという事でした。
ん、、、、、、。
頑張って参ります。
いつも色々と応援して頂くお客様が
沢山いて頂くおかげで大変勇気と
希望と頑張る力を頂いています。
しかし、心無いお言葉もほんの
一握りですが頂く事があります。
悲しいですし結構へこみますが、
鋼のメンタルで乗り切っています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
蒸し蟹のむずかしさ。
何度かお伝えしていると思いますが
改めてわたりがにの難しさを
お話しさせて頂きます。
一匹の蒸し蟹を商品として
提供させて頂くのに
約2杯から3杯つぶします。
うまくいくときは1杯で
大丈夫なときもありますが
めったにありません。
そうですね100匹仕入れると
使えるのは40杯くらいです。
料理の蟹の造りや塩焼きなども
一層確率が上がるので
リスクリスクで大変ですね。
なぜそんなことになるのか?
まず生け簀で飼う事自体が
大学の研究者は無茶だと
言います。
大阪湾で獲れる地元の蟹は
国内で有数の上質な蟹がとれます。
しかし潮の流れ、餌の状態や
蟹のいる場所や深さ、
海水のプランクトンの質などなど
色々な条件がありますが
いま一番の問題は
水温の高さが一番の理由です。
船で水揚げして30分で
死んでしまうものも多く
蟹だけに限る事でもないそうです。
ここ数年でも水温と暑さは
異常ですね。
そんな中でも
わたりがにの仕入れを
止めるわけにはいきませんが
今では上質なわたりがにを
仕入れるのは大変難しく
愛知県や瀬戸内海、
山口県や愛媛県にも休みの日に
現地の漁師さんや魚屋さんと
会いに行き上質な蟹だけを
回して頂けるように
交流させて頂きます。
今年だけでも10回以上行きました。
やはり人と人の繋がりなので
一番大切にしています。
獲れないことも大変ですが
値段の高騰が一番です。
うちの蟹料理の値段は
値段だけ見ると、、、、、
私は高いとは思ってないんです。
すみません。
日本で一番美味しい
わたりがに料理を提供し
また価値を感じて頂き
来て頂く事で悦びを感じて
頂ければうれしいです。
半ば命がけです。
そんな思いで夫婦で頑張っています。
もうやめようと思う事も
頭をよぎることも多くなりましたが
喜んで頂くお客様がいる限り
頑張っていこうと思っております。
色々と勝手なご無理や
売り込みなどするメールや
お手紙などお送りしていますが
温かい目で見て頂ければ
嬉しく思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。
割烹松屋 濱田憲司