《 わたりがにが支える交流 》
わたりがにクレイジー コロナの自粛が解除された今
![]() 皆様、こんにちは。
いつも松屋をご贔屓にくださり、本当にありがとうございます。 松屋の濱田です。 このメールは、私が厳選し、松屋を贔屓にしてくださる方々へのみお送りしております。 今回より松屋のメールマガジンは「わたりがにクレイジー」と、真面目な内容でありつつ、 ちょっとリラックスできる要素も入れた読み物テイストにリニューアルさせていただきました。 タイトルへのツッコミは個々に入れていただくとして、引き続きよろしくお願いいたします。 |
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梅雨になると鱧が美味しくなります。
梅雨になりましたが
鱧は梅雨になりその雨水を飲み
日に日に美味しくなるといいます。
鱧というと京都の祇園祭りや
大阪の天神祭りを思い出されると思います。
暑い時には、口触りが良く
梅肉や辛子味噌で食べると
食欲が増してきます。
鱧の料理をしている光景は
シャリシャリと鱧の骨切りの
音が季節感を教えてくれます・
泉州地域泉佐野では鱧料理といえば
「鱧すき」です。
新玉葱と鱧の味のついた出汁で
食べる郷土料理です。
そう、今では玉ねぎといえば
淡路島のイメージがありますが
実は生産日本一だったのは
泉州地域だったんです。
ご存じない方は多いですよね!
玉ねぎの新玉の時期には鱧鍋がおいしいと
泉州の浜筋では
風物詩のように
鱧すきが一般庶民に愛され
食べられていたんですよ!
是非一度本家本元の鱧すき鍋を
ご賞味ください。
免疫力をあげましょう「!!
割烹松屋 濱田
気にして頂きありがとうございます。オスガニが旬。
自粛が解除されいつ日常に戻るのか
少し不安になっていた今日この頃
常連のお客様が週末はご予約を
たくさんの方に頂きました。
お母さまを連れて鱧鍋を
ご夫婦の記念日に
皆さんを誘って、今旬のオスガニの
かにづくし会席を来て頂きました。
皆さん
「どうですか?大丈夫ですか?
気になってたんです。
食事に来ても大丈夫ですか?
頑張りましょう」と
皆さんお声をかけて頂きました。
皆さん気にかけていてくれ
スタッフ一同とても勇気頂きました。
本日蟹のお造りを食べられたお客様は
「凄い!こんなに身が厚いとは
甘くてこの食感は初めてです。」と
はじめて食べられた方は
驚いておられました。
皆さん和気あいあいと良い雰囲気で
食事して頂きました。
そんなうれしい1日でした。
割烹松屋 濱田
わたりがにがオスガニに変わります。
なぜワタリガニ専門店なのか。割烹松屋
なぜワタリガ二専門店なのか?
いつもお世話になりありがとうございます。
今年の四月で創業56年になりました。
昭和39年4月に泉佐野市上町で
父と母が開業いたしました。
私は当時3歳でした。
当時、大阪湾ではわたりがにが
とても沢山取れました。
私が小学校の時は
土曜日のお昼の食卓には
蟹の小さいのと、タコなどが
上がっていました。
「またカニとタコなんや!
オムライスや、コロッケの方が
いいのに。」とよく2つ下の弟と
言ってました。
今思えば贅沢な話ですね。
その当時から蟹のお鍋
「かにちり」を中心に地元の
お客様にご利用頂いてました。
特に地元の会社さんや社長さんに
かわいがられて今日があると聞いています。
それからは、わたりがにも中心でしたが
一般にいう、お祝い事や法事など
色々な仕事がありましたので
土日は夜なべも当たり前でした。
しかしバブルがはじけ、得意先の会社さんも
やめていくところも多く大変だった
事が思い出されます。
その当時もワタリガニは大阪湾で
とてもよくとれていました。
しかし蟹の値段も高騰し、外国産の
わたりがにも良く見られるように
なりました。
昔から、わたりがにだけは
手を出すな。
生きていないと調理できないのに
すぐに水槽で死んでしまうからです。
ですから美味しいとわかっていても
誰もそれを冠にしたお店をするという事は
誰も考えなかったようです。
やはり扱いが難しく
手間も動力もかかります。
それ以上にロスが大変かかりますから
命がけで向き合う覚悟がないと
できない仕事です。
決してネガティブではありませんが
仕入れや、1日で死んでしまう事などは
決して計画通りに、
うまくいったことが一つもありません。
台風や雨降りが続くと
入荷が10日くらいないこともざらですし
それを回避するためにかにをたくさん仕入れると
蟹が毎日20匹から30匹死にます。
毎年2から3回全滅することもあります。
上手くいった試しが一度もありません。
それを逆に受け入れて楽しむしかないのです。
お店が暇な時もありますし、
今までももう終わりや、やめようと
思ったことも何回もありますが
何とか踏みとどまり
色々な方からの応援で今日まで
やってこれたと人の思いに
感謝しかありません。
おそらくワタリガニ専門店は
365日いつ来ても生きたワタリガニが
食べれるのは割烹松屋しかないと
思っています。
ですからそもそもなぜワタリガニ専門店
をやっているのかと理由がここにあります。
私たちがやめてしまえば大阪湾の
泉州地域の食文化や風習が
なくなってしまうからです。
この変わったワタリガニを自分たちが
やり切り、全国だけでなく
世界の人にわたりがにの美味しさを
知って頂きたい。
私には世界にこの味を伝える使命がある。
そう感じています。
長文になり申し訳ありません。
お付き合いありがとうございます。
割烹松屋 濱田
非常事態宣言解除を受けて。頑張りましょう!!
非常事態宣言解除を受けて思う事。
先日大阪も自粛解除になりました。
3月4月5月と通販やクラウドファンデングでは
本当に皆様にご協力して頂きまして
特に常連様にはお世話になりました。
皆さんの温かさに、前向いてやって
行く覚悟ができました。
待ちに待った、解除を受けて、
胸ときめきましたが、少し状況が変わりました。
この1週間はほぼ何もない業況が続いています。
三密回避や第2波の心配などなかなか
難しいことになって来ています。
来週は少しづつ予約も入って来て
いますのでほっとしていますが
心配は尽きません。
今年は通販やテイクアウトでは
メスがにの美味しい時期もご賞味いただき
ましたが、例年ではもっと喜んで
頂いたのに残念ですね。
この状況は昔のバブルがはじけたときに
似ているように思って仕方がないです。
飲食業界も生き残るために知恵を絞っていかねば
ならないようです。
「コロナ御見舞い」人と人は繋がる。
本物 泉州泉佐野 水茄子浅漬け 割烹松屋
こんにちは、割烹松屋です。
耳寄りなお話です。
今日は皆さんもご存じだと思いますが
この時期になると地元泉州の旬といえば
ワタリガニですが?確かに美味しいです!!
今日は「水ナス」のお話をさせて頂きます。
泉州でしか取れない不思議な茄子があります。
水ナスの美味しさは、他の茄子に比べて
①水分が多いところと
②皮が薄い
③茄子の食感が経験したことない味
皮が薄く、水分が多く美味しい。
といった感じです。
浅漬けという調理法は一番美味しく
食べれる方法ではないでしょうか?
それぞれのお店で工夫されていますが
本当においしい水ナスの浅漬けは
あまり見かけることはありません。
これからは旬を迎えますので
是非一度本物の水茄子を
ご賞味くださいませ。
割烹松屋 水茄子割烹漬け部
平常通り営業させて頂いています。
大阪府より緊急事態宣言が解除されました。
つらい日々から少し解放された感じは
ありますが、まだまだ油断はできません。
「割烹松屋」では
まずは『三密回避』をいかに守っていくか
三密の状態にならないように心がけています。
先日からお客様も少しご来店
頂けるようになりましたが
皆さん声をそろえて言われることは
「時間短縮を守って外食に行くけど
何か悪いことをしているような
後ろめたさが何となくあるんです。
食べに行ってもいいですよね?」と
聞き直されます。
やはりまだまだコロナの影響は
ありますね。
少し自分たちの体も鈍って来ていますので
気力体力を平常に戻してまいります。
皆さんコツコツと頑張りましょう。
割烹松屋 濱田