外食をあきらめている方へ  店主の思い。


先日ご法事の後にお墓に行かれてから

食事をしていただきました。

先代のころから贔屓にして頂いているお客様です。

もう82歳になられたそうですが

いつもの元気がなく少し表情も冴えなかったので

奥様に聞くと

「お母さん、もう数年前から糖尿病を

患って、辛いらしんです。

食欲もなく痩せてきてるんです。」と

おっしゃられていました。

久しぶりに兄弟、親類が

一緒なので無理に来てもらたそうです。

今日もワタリガニのコースでしたので

食べれるかどうか心配でした。

料理が終わって食べられているか

スタッフに聞きますと、

「きれいに完食されてます。」

奥さんが精算の時に

「ありがとうございます。あの母が

美味しい美味しいと完食しました。」

「いつもあいそうがないといって

家では全く食べないんです。

食べられんようになったら

もう終わりや!!が口癖です。」

お帰りの時お母様が

「美味しかったです。

色々と気にかけて頂きて

ありがとうございます。

こんなに食べれて嬉しいです。」と

言って頂きました。

大変うれしいですね。

人間はみんな平等に年を取って

行きます。

食べることは当たり前なことですが

食べることで元気になる。

そういう日常になればいいですね。

本物の食材や人が集まり

笑顔でお話などそういう事に治癒力が

あるように思いました。

ワタリガニの底力でしょうか(笑)

ありがとうございます。

わたりがにひとすじ割烹松屋