日別アーカイブ: 2020年10月10日

ワタリガニ料理の難しい訳 蒸し蟹

今年は泉州一帯のだんじり祭りも

中止になりさみしい限りです。

ワタリガニは祭りには欠かせない

食材ですが、今は結構、高価な食材に

なりました。

ワタリガニが難しい訳 第一弾

蒸し蟹編です。

蒸し蟹は通販やテイクアウトで

人気のある商品で

わたりがに料理と言えば

湯がいたそのままの形が

どの地域に行っても一般的です。

地元の魚屋さんに行っても

良くとれる時期は少し小さめの

蒸し蟹が並びます。

良いワタリガニとは

身詰まりがよく、腹部が盛り上がった

感じの蟹が良いですね。

盛ってみて重厚感があったりと

見分け方は色々ありますが

実際のところは

甲羅を開けてみないとわかりません。

私も40年近くやってますが

これが分かれば苦労しません。

通販やテイクアウトで

蒸し蟹をお出しするときは

1パイのワタリガニの蒸し蟹を商品に

するのに最低でも4ハイは蒸すんですよ!

ラッキーなときは2ハイくらい使えますが

難しいくロスのある仕事です。

蒸し方も色々と工夫していますが

なかなか難しいですね。

そんなワタリガニを冠にして

頑張っております。